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くりっく株365は税金面で有利 [FP]

FX(外国為替証拠金取引)には店頭取引と取引所取引の2タイプがあります。取引所取引は税金が20%の申告分離課税となっていますので、総所得の最大50%が課税される総合課税の店頭FXと比べて税制ではかなり有利です。

その取引所FXで有名な「くりっく365」を運営する東京金融取引所が、今度はCFDの取引所取引を新たに開始するようです。名称は「くりっく株365」で11月22日スタート。当初の取扱銘柄は「日経225」「DAX」「FTSE100」の3銘柄で順次追加予定とのことです。

現時点では岡三オンライン証券が取引所CFDの開始と同時に取扱をスタートする予定でマネックス証券も参加を表明したようです。

取引所FXと同様に税金は20%の申告分離課税になるようです。実はこれ大きなポイントです。くりっく株365では日経225のCFD取引が24時間取引可能です。現時点で海外市場での日経225先物を扱う証券会社が数社ありますが、それらの課税は総合課税となっています。最大で総所得の50%が税金となります。

くりっく株365でどれだけのレバレッジをかけられるのかは、調べていませんが、場合によっては海外市場の日経225先物を扱う会社には痛い話かもしれません。

なお大阪証券取引所が扱っている日経225先物は取引所CFDと同様に20%の分離課税ですが、同じ取引所として、くりっく株365と大証の日経225先物、日経225オプションの損益通算ができるようです。現時点でもFXのくりっく365と大証の日経225先物、オプションの損益通算が可能なので当然の仕組みと言えそうです。

今後、ある程度、大きな額でFXやCFDを行うなら取引所取引を選ぶと言う考えが定着していくのだろうと思います。
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