三井住友銀行、個人営業のノルマ廃止 [FP]
三井住友銀行が4月から個人向け営業の販売ノルマを改めて、投信ならば顧客の資産がどれだけ増えたかを評価の基準にする方針に変更したようです。
これで三井住友銀行の窓口の行員は低コストのインデックスファンドを自信を持って積極的に販売できると思います。
なお保険の販売ノルマに関してはどう変化したのかのはわかりません。
捨てられる銀行3という本で金融庁が提示したフィデューシャリー・デューティーをバカにして投信の回転売買を繰り返す行員と銀行が出てきます。
その銀行がどこかは知りませんが、今回の三井住友銀行の判断は他行にも影響を与える高判断だと思います。
もっともメガバンクの三井住友銀行だからこそできた改革であって、マイナス金利で苦しむ地方銀行は逆に金融商品の販売手数料ビジネスを強化しなければならないジレンマに陥ると思います。
大手証券会社も預かり資産の増加を評価基準にしているところもあるようですが、改革して数年は思うような結果が出ず利益は減るだろうと思われます。
ただ、長く続いてきた日本人の投資信託不信を払拭するためにはこうした流れは必要だと思います。
また金融機関だけが変われば良いのではなく、私達、個人投資家も金融商品の勉強をしてコスト意識を持つべきだとも言えます。
支店長が対応してくれたからとか何度も若手が挨拶に来てくれるからと情に流されて投資をすると、ろくな事になりませんのでご注意を。
これで三井住友銀行の窓口の行員は低コストのインデックスファンドを自信を持って積極的に販売できると思います。
なお保険の販売ノルマに関してはどう変化したのかのはわかりません。
捨てられる銀行3という本で金融庁が提示したフィデューシャリー・デューティーをバカにして投信の回転売買を繰り返す行員と銀行が出てきます。
その銀行がどこかは知りませんが、今回の三井住友銀行の判断は他行にも影響を与える高判断だと思います。
もっともメガバンクの三井住友銀行だからこそできた改革であって、マイナス金利で苦しむ地方銀行は逆に金融商品の販売手数料ビジネスを強化しなければならないジレンマに陥ると思います。
大手証券会社も預かり資産の増加を評価基準にしているところもあるようですが、改革して数年は思うような結果が出ず利益は減るだろうと思われます。
ただ、長く続いてきた日本人の投資信託不信を払拭するためにはこうした流れは必要だと思います。
また金融機関だけが変われば良いのではなく、私達、個人投資家も金融商品の勉強をしてコスト意識を持つべきだとも言えます。
支店長が対応してくれたからとか何度も若手が挨拶に来てくれるからと情に流されて投資をすると、ろくな事になりませんのでご注意を。
捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書)
- 作者: 橋本 卓典
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/02/13
- メディア: 新書
2019-04-23 21:32
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