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iDeCo、つみたてNISAそろって制度改善へ [FP]

企業型確定拠出年金の掛金拠出年齢引き上げ検討に伴い、個人型であるiDeCoの加入年齢上限も64歳に引き上げる方向のようです。

また厚労省管轄のiDeCoに対して金融庁管轄の、つみたてNISAも制度の恒久化を目指すと報道されています。

個人投資家が声を上げ要望していた制度改革が次々と実現しています。関係省庁の素早い決断には感謝いたします。

こうした流れの背景にはやはり自助である程度の資産形成を国民自らが行っていかないと将来大変なことになるという官民の危機感があるのでしょう。

つみたてNISAにしてもiDeCoにしても共通することは「できるだけ早くから始めること」です。思い立ったが吉日です。

一方で将来的にはこうしたNISA、つみたてNISA、iDeCoを活用した方とそうでない方との格差が拡大する可能性が高いです。

本来、こうした制度は若い世代に活用してもらいたいものだと思いますが、当の若い世代は投資に回す資金をなかなか用意できないのが現実ではないでしょうか。

しかし、投資する余裕がないと言ってもネット証券では少額から積立投資が可能です。

近年は著名なブロガーを始め多くの専門家が投資信託の積立投資の良書を出版しています。

投資をためらっている方は、まずはそうした書籍を読んで基礎的な知識を付けた上で、まずは少額でも構わないので投資に慣れることをお勧めします。

ただ一つ注意点があります。特に60歳まで引き出しができないiDeCoに目立ちますが、つみたてNISAやiDeCoに資金を投入しすぎて生活資金に影響が出てしまう方が結構います。

iDeCoは掛金の変更もできますが、生活に無理のない範囲での掛金拠出をするというバランスを取ることも大事です。

投資を優先して日常生活のキャッシュフローに悪影響が出てしまっては本末転倒です。

※つみたてNISAは制度の恒久化ではなく、あくまでも制度の延長を要望のようです。訂正します。

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