SSブログ

次のマスコミの標的、GPIFの恒大投資 [日常]

普段、テレビを観ないので今、情報番組などでどうコロナ問題を扱っているのか知りませんが、新規陽性者数が減少しているので自民党総裁選などが話題の中心なのでしょうか。

先週、このブログで恒大集団の件を書きましたが、案の定、この件をきっかけに株価下落です。

報道によると年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が恒大集団に100億弱の投資をしているそうです。

GPIFの総資産のうち100億円はごく僅かな額ですが、マスコミはここを突いてくると思います。

今日の前場では恒大が最初の利払いに応じるとの報道で株価は一瞬、持ち直しましたが、冷静に判断して何も解決していないのでまた下落に転じています。

恒大集団が破綻となると株式も債券もほぼ無価値になりGPIFは損失を被ります。

普段、GPIFが運用益を出した時はスルーして損失が出たときに大騒ぎする日本のマスコミさんのことですので、恐らく恒大集団が行き詰まったときに約100億という数字を強調して報道することでしょう。

前述のようにGPIFの投資額のうち100億円は少額です。それだけ分散が効いた投資をGPIFが行っているという証拠です。

それでもテレビしか情報源がない高齢者は「年金が約100億損した」と大騒ぎするかもしれません。

自民党総裁選では河野候補が消費税による基礎年金の底上げを主張して反対の声も出ています。

「年金」と「消費税」は政治的なタブーでしょうからそこに切り込む河野候補は賛否両論あるとは言え立派だと思います。

一昨日は敬老の日でしたが、将来的に基礎年金は現在満額の月約6万5千円が月4万円程度まで下がるのではないかという試算もあるようです。

若い人の中には年金制度が維持できず破綻すると思っている方も多いようですが破綻はしません。ただし受給額は現在より減額されます。

現時点で総裁候補の内、河野候補の支持が高いようですが、仮に決戦投票にもつれれば河野候補も危ういはずです。

衆議院選挙の顔として河野候補を支持するのか、下馬評通りに岸田候補に決まるのか。それとも市場で隠れた人気を誇る高市女性総理が誕生するのか。

来週の決選投票で国会議員たちが直前に誰に入れるのか右往左往する姿をテレビ中継で観たいと思います。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。