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年末に向けてのIPOラッシュについて [FP]

毎年、年末になると新規公開株式(IPO)がマザーズなどの新興市場に次々と行われるようになります。

先日の週刊ダイヤモンドのFIRE特集にIPOの記事が載っていてdマガジンの範囲でも読めたので、新たにIPO投資に興味を持った方もいるかもしれません。

銀行口座に預金を置いておくなら証券口座に現金を置いてIPOの抽選に参加しているという方もいるかもしれません。

なお大手証券のインターネット取引や多くのネット専業証券では、ブックビルディング後の抽選時に前金が足りないと抽選に参加できません。

例外として抽選時に前金がなくても大丈夫な会社もあり、有名な会社だと大手では野村證券、ネット専業証券では松井証券がそれに当てはまります。

IPOといえば当選すれば宝くじに当たったような感覚を持つ方も多いでしょうが、必ずしも上場初日に売却したとして確実に儲けることができるとは言えません。

例えば今日2021/11/05上場したフォトシンスは公募割れで終値も初値を下回りました。IPOが必ず儲かると言えない例ですね。(もっとも会社が伸びれば公募価格の遥か上の株価へその後、飛んでいきます。)

今後、年末につれてIPOをする企業が増えるにつれて今回のフォトシンスのように公募割れする企業が出てくる可能性は高いと思います。

その時期の相場の地合いにも左右されるIPO。抽選に当選された方は嬉しいでしょうがリスクもあることは頭の片隅に置いておいてください。

ちなみに私は「補欠当選」はありますが、結局、繰り上げ当選にならず落選したことがあり、未だにIPOで「当選」したことがありません。

最近は大手証券やネット専業証券だけでなく新興証券会社(例としてLINE証券、大和CONNECT、SBIネオトレード証券など)でもIPOを取り扱っているようです。

SBIネオモバイル証券では1株からIPOに参加できる「ひとかぶIPO」というサービスもあります。

株式公開は企業にとってゴールではなく新たなスタートです。今後も多くの企業が株式市場に上場して資金調達を行い、生活をより良くするサービスを提供して行ってほしいと思います。

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