amazon 世界最先端の戦略がわかる【成毛眞著】 [書評]
マイクロソフト日本法人元社長で知られている成毛眞氏がGAFAの一角であるAmazonについてまとめた良書です。
Amazonというと今では通販以外に色々なサービスを展開、予定してニュースになっていますが、本書は、それらのサービスや今後の展開を上手くまとめていると思います。
実は稼ぎ頭はAWS(Amazon Web Services)というクラウド提供サービスであり、AWSが今後、「通販」のAmazonという概念を壊すだろうという点には納得しました。
筆者はAmazonをローマ帝国に例えており、各部署が連携せず独自に最適な仕事を追い続けており、創業者であるジェフ・ベゾス氏でさえ全体像を把握できていないのではないかと推測しています。
Amazonと言えば、度々、トランプ米国大統領から口攻撃を受けます。しかし、多くの米国人がプライム会員になっているのも事実です。
日本でもGAFAなどの巨大IT企業と独禁法についての議論がようやく開始されると最近、報道されていますが、仮にAmazonのサービスが分割されても成毛氏の指摘する通りにそれぞれの分野で独占企業が新たに生まれるだけで終わると思います。
日本ではまだプライム会員の増加余地があると指摘されています。実際、日本のプライム会員の年会費は他国と比べ安価です。
今年の春にAmazonが日本で約1000人の技術者を中心とする雇用を行い、将来的にはオフィスの移転も考えていると報道されていました。
1サービス受給者としては今後のプライム会員の値上げが日本でも起きる可能性が心配で、なるべく他国に比べて価格は抑えてほしいと思います。
Amazonというと今では通販以外に色々なサービスを展開、予定してニュースになっていますが、本書は、それらのサービスや今後の展開を上手くまとめていると思います。
実は稼ぎ頭はAWS(Amazon Web Services)というクラウド提供サービスであり、AWSが今後、「通販」のAmazonという概念を壊すだろうという点には納得しました。
筆者はAmazonをローマ帝国に例えており、各部署が連携せず独自に最適な仕事を追い続けており、創業者であるジェフ・ベゾス氏でさえ全体像を把握できていないのではないかと推測しています。
Amazonと言えば、度々、トランプ米国大統領から口攻撃を受けます。しかし、多くの米国人がプライム会員になっているのも事実です。
日本でもGAFAなどの巨大IT企業と独禁法についての議論がようやく開始されると最近、報道されていますが、仮にAmazonのサービスが分割されても成毛氏の指摘する通りにそれぞれの分野で独占企業が新たに生まれるだけで終わると思います。
日本ではまだプライム会員の増加余地があると指摘されています。実際、日本のプライム会員の年会費は他国と比べ安価です。
今年の春にAmazonが日本で約1000人の技術者を中心とする雇用を行い、将来的にはオフィスの移転も考えていると報道されていました。
1サービス受給者としては今後のプライム会員の値上げが日本でも起きる可能性が心配で、なるべく他国に比べて価格は抑えてほしいと思います。