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郵便局というブランドと安心感に注意 [FP]

日本郵政傘下のゆうちょ銀行やかんぽ生命で投信の回転売買や保険に関わる問題が噴出しています。

多くの被害者が高齢者でしょう。「まさか郵便局が悪いものを勧める訳はない」という思い込みが原因です。

かつて銀行が投資信託や保険を取り扱い始めてから多くの高齢者が被害に遭いました。それまでの銀行のイメージからして「銀行の販売するものだから安全、安心だろう」との思い込みがあったからです。

郵政事業も株式公開をしている以上、利益を追い求めるのは組織としては当然です。しかし、多くの郵便局利用の高齢者の一部は意識が付いていけていない状態です。

親子で金銭の話はタブーという家族も多いと思います。しかし、親御さんの金融取引を把握していないと相続が面倒になる以前に相続資産も減ってしまいます。

もっともその資産は親御さんが築いたものなので口出ししないという考えもわかります。

ゆうちょ銀行やかんぽ生命は日本中に拠点を持っていて、完全な民間の金融機関が進出していないところにも存在します。

ゆうちょ銀行やかんぽ生命は多くの高齢者が取引、付き合いのある会社だと言えます。

親御さんがご健在の方は、一度、親御さんが日本郵政関連の会社と取引しているか探りを入れたのが良いと思います。

後々になって困るのは自分です。

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