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台風の自治体情報インフラについて [日常]

関東を襲った台風19号は私の住んでいる街の上空を22時前に通過して行きました。東京アメッシュのサイトが生きており随時、台風の中心の動きを把握できました。

一方で自治体のサイトではアクセスが集中して情報を得られなかった方も多かったのではないでしょうか。

自治体のサイトがアクセス集中でダウンして結局は「Twitterで流す情報を確認してください。」と自治体が言い出す始末。

もっとも各自治体にAmazonやMicrosoftなどの提供するクラウドサービスに対応できる人材がいる訳もありません。

今回の台風19号で関東地区の自治体のサイト運営担当者は良い勉強になったと思います。台風の強風、豪雨の音の中で防災無線を流しても聞こえるわけありません。

結局は役所のサイトを確認せざるを得ません。幸い私の住んでいる自治体はホームページのトップページを災害対応に絞ってできるだけ軽くしていましたので他の自治体に比べると恵まれていたと思います。

ただ、防災無線後に集中するアクセス集中にどう対応するのか今後の課題だと思います。

近くを流れる一級河川が氾濫の恐れがあるとのことで避難指示がでました。その河川の水位はサイトで10分おきに更新されていてチェックしていたのですが、まさにギリギリのラインで氾濫を免れました。(利根川です。)

千葉県の野田から銚子へ流れる今の利根川の経路は徳川幕府が作った人工河川です。改めて先人の知恵と行動力に感謝するとともに久しぶりに日光東照宮にお礼参りに行こうかと思いました。

八ッ場ダム含めた群馬県周辺のダム群、埼玉県春日部市の通称地下神殿はじめ多くの施設がフル稼働して今回は乗り切れたと言われています。

ただ残念なのはこのクラスの台風は今後、毎年やってくるのは間違いないだろうということです。

もう今年は日本上陸の台風はないと思いますが、来年に向けて各自治体ともサイト運用で出た課題について対策を練って実行して欲しいと思います。

今回のアクセスでも落ちなかったYahooJAPANやTwitterは頼りになるなと改めて感じました。

今回、被災された方や残念にも命を落とされた方にはお悔やみ申し上げます。

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