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銀行の口座管理手数料導入に必要なこと(その3) [FP]

https://miyaki-fp.blog.ss-blog.jp/2019-09-30 (その1)

https://miyaki-fp.blog.ss-blog.jp/2019-10-21 (その2)

三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のどこかが口座管理手数料導入を発表するのも時間の問題だと思っています。

それについて、「その1,2」と自分の考えを書きましたが、懸念材料は残高ゼロの口座の扱いを銀行側はどうするのかという疑問でした。

しかし、既に口座管理手数料を徴収している銀行が日本でも一部あり、その銀行のケースだと管理手数料を引き落とせるだけの残高がない口座は自動的に解約になるそうです。

私は支店窓口まで行ってキャッシュカード、通帳、印鑑などを持参して面倒な口座解約手続きをする必要があるのではないかと思っていましたが、自動解約ならこちら側は楽ですね。

転職回数の多い方などは複数の銀行口座を保有しているかもしれませんが、仮に口座管理手数料が導入されたら1、2行の口座に資金を集中させて残りは放っておけば自動解約されることになるのでしょう。

保有する銀行口座が絞られると相続も楽だし、銀行側もコストのかかる無稼働口座をどんどん減らせるので口座管理手数料はプラスの面もあると思います。

残高ゼロのなったら自動解約されると知って私の心配は解決しました。個人的にそれならば口座管理手数料が導入されても面倒ではないので受け入れます。


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SBI証券iDeCoプラン変更体験記 [iDeCo]

8月下旬に申し込みしたSBI証券のiDeCoプラン変更が11月下旬に完了しました。約3ヶ月かかったことになります。

旧プラン(オリジナルプラン)から新プラン(セレクトプラン)への変更です。セレクトプランでは三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slim(イーマクシススリム)の商品が選べるので変更の決めてとなりました。

今回、プラン変更と同時に掛金引き落とし口座の変更も行いました。

8月24日:SBI証券のサイトから新プランへの変更と掛金引き落とし口座変更の手続き書類請求。

8月27日:プラン変更と掛金引き落とし口座変更の書類が2通の封筒で届く。

8月28日:それぞれの書類に記入し捺印。郵便ポストに投函。

10月18日:新プラン(セレクトプラン)のIDとパスワードが郵便書留で届く。
       新プランのサイトで引き落とし口座が変更になっている。
       (旧プランのサイトでは金融機関情報に変更なし)

10月28日:新しい掛金引き落とし口座から掛金引き落としが開始。(26日は土曜日)

11月2日:旧プラン(オリジナルプラン)の運用が止まり「待機資金」となる。

11月19日:旧プラン(オリジナルプラン)のサイトにログインできなくなる。

11月20日:旧プラン(オリジナルプラン)の待機資金が新プラン(セレクトプラン)のサイトに移り待機資金となる。

11月22日:国内外の投資商品に投資完了。

なお、イーマクシススリムのTOPIX、先進国株式、新興国株式に投資をしています。TOPIXはすぐにサイト画面に反映。その1,2日後に先進国、新興国の投信への投資も完了しサイトに反映されました。

SBI証券のiDeCoは30万口座を突破したとの報道もありましたが、結局、プラン変更まで3ヶ月かかりました。色々と混み合っているのかもしれません。

11月2日から22日までは運用がストップしましたが、大きな相場の動きはなかったのは一安心です。ただ、実はこの20日間で仮に大幅に相場が冷えてれば安く仕込めていたのですが。

SBI証券のiDeCoは2つのプランがあり、かつ今後、随時、整理が進むものの商品のラインナップが多いです。

従ってiDeCoに初心者にとっては、SBI証券はとっつきにくいかもしれません。

業界最安のコストの商品に絞ったラインナップをそろえているのはマネックス証券、松井証券あたりでしょうか。

もっとも自分で商品が選べない方はiDeCoに向きません。基本書を数冊読めばある程度、理解可能ですし、今は良書もたくさん出版されているので数千円の書籍への投資をケチらないことです。

今は相場が世界的に好調なので企業型、個人型含めて確定拠出年金の残高がプラスになっている方が多いと思います。

しかし、仮に米国市場が大きく調整に入ったら一気に残高がマイナスになる可能性も当然あります。

出口の一環として何歳まで確定拠出年金を運用するかにもよりますが、残高がマイナスになっても、うろたえないことです。見方を変えれば安く多く仕込めるチャンスなのですから。

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データ資本主義【野口悠紀雄著】 [書評]

ここ数年、日本人のノーベル賞受賞が続いている。粘り強く様々な素材や方法を試した結果、発明が生まれたのが受賞理由である。

一方、現在、進んでいるデータ資本主義は今までのこうした日本人の粘り強さを超える潜在力を秘めている。

データをとにかく集めて分析・解析することで予想もしていなかった結果が出てくる時代になった。実はなぜそうした新発見が出てきたかというロジックもわからないブラックボックスであるケースもあるらしい。

これからの勝ち組企業はいかに情報、データを集めるか、そしてそれを扱えるデータアナリストがいるかにかかっている。

日本を含めて先進国はGAFAを始めとする企業によるプライバシー侵害に非常に敏感になっている。

一方で共産国家であるはずの中国では国も国民もプライバシーに寛容で、そのうち米国を凌いでデータ資本主義で世界をリードする可能性があるのは皮肉なものだ。共産国家なのに。

GAFAに対するプライバシー規制が高まるほど、中国のBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)の技術はどんどん進んでいくことだろう。

今や日本でも至ることろに監視カメラが設置されていて顔画像データが官民で活用されている。

話は変わるが日本ではマイナンバーを活用した資産課税が将来的に必要だと個人的には思っているが、マイナンバーのよる管理制度に反対する国民が多数存在する。

もっともマイナンバーの情報漏れや悪用が起こり得る日本の現状の仕組みを考えるとマイナンバーによる管理社会に反対する人たちの意見もわからないことはない。

ただ、今後、世界は個人がスコア化されていくような息苦しい社会になっていくのは間違いないだろう。

小説1984のような管理社会に寛容な中国が一層、発展し、一方、プライバシーに厳しい先進国が将来、没落していかないようにプライバシーをめぐる議論が活発になって欲しいと感じた。


データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か

データ資本主義 21世紀ゴールドラッシュの勝者は誰か

  • 作者: 野口 悠紀雄
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2019/09/18
  • メディア: 単行本



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しばらく禁酒・禁夜食 [日常]

今年も残り一ヶ月強となってしまいました。

今年は6月に大腸憩室炎になり痛い思いをしました。秋の健康診断の血便検査で1日目で陽性が出てしまいましたが、去年、大腸内視鏡をやっているので今年はしないことにしました。

また夏に一ヶ月ほど禁酒に成功しましたが、最近、時々また飲むようになっていました。酒を飲むと食欲が湧き夜食を何か食べてしまいます。そして体重が増える。

禁酒期間中は夜食も食べず体重が減っていたことから、付き合いの席を除き年末まで久々に禁酒しようと思います。

今年は国内プロスポーツシーズンも終わりを迎えようとしています。

応援している読売巨人ジャイアンツがセ・リーグ制覇、柏レイソルがサッカーJ2リーグ優勝でJ1昇格を決めるなど個人的には嬉しいシーズンでした。

普段はテレビドラマは見ないのですが、野球中継がないのでこの秋は録画やTVerなどでテレビドラマをよく観るようになりました。

来年は2020年。私も来年45歳になってしまいアラフィフの仲間入りです。

某ドラマで松下由樹演じる主婦が「若返りたい」とつぶやくシーンがあったのですが、自分もそう感じます。

歳を重ねるごとに時間の進むスピードを速く感じるようになりました。

お金も大事ですが、何よりも健康第一です。まずは今日、次は一週間、二週間と休肝日を維持して減量に励もうと思います。

今年は皇室関連の大きな儀式が年間通してありましたが、今、振り返ると令和になったからと言って個人的に大きく変わったこともありません。気がつけば来年の東京五輪もあっという間に終わっていることでしょう。

今年もこれからあっという間に時が経つ師走の時期が来ます。頑張っていきましょう。

「あ~、若返りたい」と感じる秋の風が身にしみます。



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iDeCoの手数料で元本割れの恐れ [iDeCo]

iDeCoに加入すると毎月の手数料がかかります。運営管理機関(iDeCo取り扱いの金融機関)に支払う運営管理手数料が筆頭ですが、主なネット証券を中心に無料化が広まっています。

その他に国民年金基金連合会に月105円、投信残高を保管する信託銀行に月66円がかかります。

運営管理機関の手数料については無料の会社に口座が集中する流れは今後も続くでしょう。

今日の日経新聞では国民年金基金連合会への手数料の内訳を透明化すべきとの記事が載っています。

国民年金基金連合会といえばiDeCoの宣伝には余り力を入れていないようです。一度、フリーアナウンサーの加藤綾子さんをイメージキャラクターとして広告を打っていました。

しかし最近ではiDeCoより国民年金基金の宣伝に偏っている気がします。女優の優香さんがイメージキャラクターの宣伝の制度です。

余りにも露骨に国民年金基金の宣伝をするものですから、かえって逆に国民年金年金の制度維持に不安を持たれてしまわないか心配です。

国民年金基金連合会の組織の中では国民年金基金の担当部署が強くて正直、iDeCoの担当部署は軽んじられているのかもしれません。

日経新聞の指摘するように国民年金基金連合会の手数料はじめ組織そのものの透明化が必要なのかもしれませんね。

さてiDeCoの月手数料も大事ですが、来年3月末には特別法人税の凍結が期限を迎えるはずです。

iDeCoだけでなく企業年金など幅広い分野に影響を与える特別法人税ですが、まさか凍結を解除することはないだろうと思います。

凍結解除期限まで半年を切っているのでそろそろ凍結期間の延長か、廃止(これが望ましいと思います。)の発表が待たれます。

iDeCoだけでなくNISA、つみたてNISAにおける個別株取引、投資信託取引においても手数料(コスト)が運用成績を大きく左右します。

特にiDeCoと、つみたてNISAの投資信託は信託報酬(運用管理費用)の額をよく確認することをお勧めします。

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米国の夏時間(サマータイム)にご注意を [FP]

昨日3日をもって米国の夏時間(サマータイム)が通常に戻りました。

今日の米国市場オープンは日本時間22時半から23時半に変わります。同様に来月の米国雇用統計は22時半と1時間ずれますのでご注意を。

今、米国NYダウの時間外取引を見ていたら今夜、NYダウは史上最高値の更新があるかもしれません。S&P500とNASDAQについては先日、更新しトランプ大統領がTwitterで称賛していました。

仮に米国市場が好調で引けたなら火曜日の週明け日本市場は、日経平均23000円を睨んだ展開になるかもしれません。

話は変わり私のiDeCo口座についてです。

9月末にSBI証券のiDeCoのプランをオリジナルからセレクトに変更手続きしたのですが、2日にレコードキーパーのサイトを見たら投信残高が「待機資金」と変更になっており運用がストップしました。

恐らく来週末には新プラン(セレクトプラン)で設定したアセットアロケーション通りに配分がされるんだろうと思います。

SBI証券のプラン変更については完了後にまとめ記事を書きます。

これからiDeCoを始めようとする方はマネックス証券か松井証券がシンプルで運用商品を選びやすいだろうと思います。

すでにiDeCoに加入している方は国民年金基金連合会から小規模企業共済等掛金控除証明書というハガキが届いているはずです。(iDeCoでも会社経由で掛金拠出している方は除く。)

年末調整や確定申告で必要ですので失くさずに保管しておきましょう。

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SBI証券のiDeCo、受給時の選択肢が増える [FP]

SBI証券のiDeCo口座が30万口座を突破したようです。また受給の際に来年の3月請求分より選択肢が広がります。

iDeCoの受給時には退職所得控除の対象となる一時金での受取と公的年金等控除の対象となる年金方式による受取が選べます。

一方で一時金と年金受取の併用ができる運営管理機関も存在しました。具体例を上げると楽天証券は併用が前より可能です。

今回、SBI証券は来年3月予定で楽天証券に追いつき併用ができるようになるようです。

これでSBI証券のiDeCoの弱点はなくなったと言えるかもしれません。

ちなみに他の運営管理機関のiDeCoに関するホームページをチェックして見ましたが、併用できるかどうかの記載もない運営管理機関が多く見られました。

受取時に併用ができるかどうかの説明がサイトに載っていない時点で運営管理機関としてやる気がないと思われる可能性もあります。

併用ができる運営管理機関は受取時に様々なパターンの受取方法が取れます。退職所得控除と公的年金等控除を各自、計算して個々に最適な節税が可能になるわけです。

なおiDeCoの受給開始になる方は今後、受給時にどうしたら税金がもっとも安くなるか考えるだろうと思いますが、FPは税金には関われませんので税理士に相談することをお勧めします。

話は一気に変わりますが、この記事を書いている途中で米国の雇用統計発表がありマイナスだった日経平均先物がプラスに変わりました。

今週はFOMC、日銀会合、そして米国雇用統計と忙しい週でしたが、来週は終値で日経平均23000円を超えるかどうかの攻防が見られそうです。

※投資は自己責任で行ってください。

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