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オペレーションZ(WOWOW制作)を観る [日常]

1-3月期のテレビドラマはまったく観なかったのですが、今季4-6月期は観たいテレビドラマが多くレコーダーに貯めております。そのうち一気に消化しようと考えています。

ただ気がかりなのは興味のあるテレビドラマの視聴率がそれほど高くないということです。もっとも今や世帯視聴率だけがモノサシではなく個人視聴率を通してより一層、詳しい視聴者の属性が把握できるようになりました。テレビ局も予算削減の中で大変でしょうが質の良い番組を作り続けて欲しいです。

予算不足の民放とは対極に潤沢な予算を投入してオリジナルドラマを次々と制作しているのがWOWOWです。海外だとネットフリックスなどがこうした路線なのでしょう。

ネット経由でWOWOWが視聴できるようになったので加入するか悩んでいるのですが、現時点ではDVDをレンタルしてWOWOW制作のドラマを遅れて観ています。

先日、WOWOWの「オペレーションZ」という連続ドラマ(全6話)を観ました。「ハゲタカ」などで名を馳せた真山仁氏による政治経済小説のドラマ化です。

ネタバレは避けますが、草刈正雄氏が演じる江島という総理大臣が歳出削減を進めようとする内容です。

最後はハッピーエンドなんてものはなく軽い希望を持たせる終わり方なのですが、今後、起こる現実は映像で表現するにはエグすぎる世界が来ると個人的に思っています。

コロナ禍の中、財政政策がどんどん打たれていますが将来的にはコロナ復興特別税などで回収する必要が出てくると思います。

ただ、今は「増税」という単語は置いといてコロナ禍を乗り切ることが第一優先です。

一方、米国はスリーピング・ジョーと小馬鹿にされていたバイデン大統領が法人税や富裕者層への増税路線を鮮明にしています。

バイデン政権は増税路線だと大統領選挙前から自ら言っていたので、市場も今のところはそんなに混乱していないようです。

さて、日本ではMMT理論なるものが、はやし立てられています。個人的にはそんな上手い話はないと思っているのですが、著名な方の中にも信仰者が結構いるようです。

ドラマ「オペレーションZ」を観た感想は、結局「その時」が来て外圧によって大なたが振るわれるまで蛇の生殺しのような世の中が日本で続くのだろうと思いました。

「その時」がいつのなるのかはわかりません。ただ時間は皆、平等なので1日1日を大切に生きていきたいと改めて感じました。


オペレーションZ (新潮文庫)

オペレーションZ (新潮文庫)

  • 作者: 真山 仁
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2020/02/28
  • メディア: 文庫



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ネット証券25歳以下の売買手数料無料化の後 [FP]

SBI証券が25歳以下の顧客を対象に売買手数料を無料にする(キャッシュバック方式)と発表して早速、追随する証券会社が出てきました。

今後も「25歳以下」に限定して追随する証券会社(主にネット証券)が出てくると思われます。

正直、25歳以下の投資家の売買手数料を無料にしたところで証券会社としてはそれほど痛くはないのかもしれません。

25歳以下で頻繁に個別株取引をしている投資家など余りおらず、多くの25歳以下の投資家が投資信託の積立投資を優先しているはずです。

今やネット証券の主要顧客は高齢者になっており高齢者の顧客によって会社が支えられています。

本当の競争は来年になりそうです。SBI証券は2022年にも「25歳以下」という年齢制限を取り払うとも言っています。

そうなると売買手数料に依存する傾向の高い経営をしている証券会社は対面、ネット系含めて大打撃を受けるはずです。

大手証券もネット証券も収益を生み出す取引をしてくれている顧客の高齢化が進んでいます。

今の若手投資家は投資信託はノーロードが当然だと思っています。あと5年もすれば「なんでこの証券会社は株式売買手数料なんてものを取っているのだろうか」と思うようになるはずです。

「売買手数料はコンサルティングや情報の対価だ」と対面証券の多くが主張するでしょうが、5年後までには証券業界もまた大きな再編を迎えそうです。

かつてコア・コンピタンスという言葉が流行りましたが、今の時代、最新のテクノロジー一つで一気に経営が追い込まれてしまう怖さがあります。

今後は様々な分野に手を広げて時代や新テクノロジーに柔軟に対応できる経営方針も復活するのではないでしょうか。

こうした判断に国境は関係ありません。米国企業の方が有利に見えますが、駄目になったコダックに対して変化に対応した富士フィルムというケースもあります。

話変わりますが、今、サイドディスプレイでプロ野球をつけてこの記事を書いているのですけど、今年の阪神は何があったのでしょうか。佐藤輝明氏の加入だけでは説明つきません。

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私のワクチン接種の番、2022年になりそう [日常]

先日、渡米した菅総理大臣が電話でファイザーの社長と会話してワクチンの供給増を依頼したとのニュースを見ました。

恐らくファイザーのCEOと話をしたというガス抜きのパフォーマンスだと思いますが、本当にその時にワクチン供給増の依頼をしていたら「今まで何やってたの?」って話になります。

菅総理や河野ワクチン担当大臣は9月末に全国民分の供給量を確保できると言っています。

一方で下村博文政調会長は「高齢者の2回接種だけでも来年になるかもしれない、一般の人は来春に接種の可能性もある」と発言しています。

その理由としてワクチンがあっても接種のプロセスが間に合わないからとのこと。具体的には医療関係者を確保できないなどの理由があるようです。治療で麻酔注射を打つ歯科医師さんにもワクチン注射をしてもらう案まで出てきました。

ワクチン注射でさえ医療関係者が確保できないのなら東京五輪開催は論外でしょうね。やっても無観客開催でないと充分なサポート関係者が確保できないと思います。

さて、個人的には下村氏の予測が当たると思っています。私のワクチン接種は少なくても今年中には難しいと思います。

また、ファイザー製のワクチンは従来の2回接種から3回接種に変更の可能性が出てきました。そうなると余計に一般人の接種は遅れるはずです。

個人的にはアストラゼネカ製のワクチンは打ちたくありません。ワクチンの仕組みからファイザー(バイオンテック)かモデルナ製でないと接種しないと思います。(選べないと思うし今後の自治体もどのワクチンかは開示しない可能性もありますが。)

日本や韓国は被害が少なかったからワクチン供給対象が遅くなったという言い訳をTwitterで時々、見ます。

接種後のデータを提供するから優先供給してくれと頼んだイスラエル政権やそれに大きな反対をしなかったイスラエル国民とは大違い。

未だにワクチンは危ないと言ってる日本人もいますからね。テレビCMやWEB広告でワクチン接種を呼びかけている日本ですがそのワクチンがまだ充分来ないという現実。

今年中に衆議院選挙がありますが、自公政権は継続するものの議席数はかなり減りそうです。野党がまとまれば面白いことになるかもしれませんが、野党が一致団結することはないので自公政権も危機感を感じていないのが日本の新型コロナをめぐるドタバタ劇の原因の気がします。

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eMAXIS Slimシリーズの残高1兆円超え [FP]

三菱UFJ国際投信の低コスト投信シリーズであるeMAXIS Slimシリーズの残高が合計で1兆円を超えました。

私もiDeCoで同シリーズの国内外の株式投信に投資をしているのでとても馴染み深い投資信託です。

同シリーズは純資産残高が500億円以上、1000億円以上の部分に一層、信託報酬率を引き下げるという「受益者還元型信託報酬率」という仕組みを導入しています。

同シリーズの中でも特に人気のある全世界、S&P500、先進国株式が投資対象の投資信託については既に1000億円以上の残高にかかる信託報酬率となっています。

著名ブロガーや雑誌などに出ているFPのオススメ投信でも同シリーズは圧倒的な支持を受けています。

これから、つみたてNISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めようとしている方はまずは商品選びから始めて、次にその商品を扱っている証券会社や銀行を選ぶようにすることをオススメします。

結論を書くと大手のネット証券なら同シリーズはiDeCoでも投資可能なところが多いので複数のネット証券のサイトを見比べて自分の気に入ったネット証券でeMAXIS Slimに投資をするのが今の時代の最先端の投資方法だと言えます。

もっとも最先端の投資方法と言っても100%儲かるわけではありません。それでも中長期で投資をすればデイトレードなんかするよりも高い確率で資産が増える可能性が高いです。

このブログを読んでいる方はNISAやiDeCoなどで既に積立投資を行っている人が多いと思います。今の残高を見てホクホク顔なのはわかりますが、仮に米国市場が崩れて残高が減少することになっても、うろたえずに積立を継続する意志の強さが求められます。

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食品スーパーおじさんあるあるネタ [日常]

食品スーパー、そこは老若男女、外国人を含め様々な人が集まる場所であるが今回は食品スーパーで見られる「おじさん」のあるあるネタを書きたい。なお「おじさん」の定義だが還暦以上と考えてもらいたい。私も45歳なのでおじさんに入るのだが今回は含めない。

1、会計遅いおじさん

最近のレジは店員がバーコードをスキャンして会計は自動会計機でセルフで行なう食品スーパーが随分、増えた。しかし一部では従来どおりレジで人を介して会計もするケースも残る。

レジの列に並ぶ際に列におじさんがいないか確認をする。おじさんは会計金額が判明してから財布を取り出しゆったりと小銭を数え出す。時にはその小銭を落とすこともある。

従って列におじさんが少ないと自分の番が比較的早く来ることになる。生活の知恵である。

2、近寄ってくるおじさん

男の私が1人で買い物をして会計後に袋詰をしていると隣におじさんがよく来て袋詰をすることがある。男の私が1人で袋詰をしているのに共感を持って寄ってくるのだろう。

おじさん世代にとって男が1人で食品スーパーで買物をするというのは、まだ抵抗がある方もいるようで男が袋詰をしていると1人おじさんが寄ってくる現象がよくある。

3、クレーマーおじさん

先日、遭遇したのはレジで商品を店員がスキャンして会計後のカゴに移す際に「置き方が悪い、もっと丁寧に置け」とおじさんが怒っていた場面である。

家にいてテレビをつければコロナコロナでストレスが貯まるのは理解できるがそれをレジの店員にぶつけないでもらいたい。

4、カゴ引きずりおじさん

買い物をする際、カートを利用する方が多いと思うが、私のようにあえてカートは使わずカゴを手で持って商品を入れていく人もそれなりにいる。

おじさんの中には同様にカートを使わないのだが、レジ待ちをしている時にカゴを床において順番が迫ってくるたびに引きずって動かしている人がまれにいる。

その床に置いたカゴがレジ台に乗りその後、袋詰の台に乗るのである。正直、嫌な感じである。

5、番外編:レジ差別

春になりレジの店員も新顔が多くなった。今日は最寄りのスーパーはポイント数倍の日なので大混雑でレジは8列ほど開放されていた。

その中の1列にまだ二十歳に行ってないくらいの男性が担当しているレジがある。この男性、最近よく見るようになった。家計を助けるために土日もバイトして立派だと思う。

しかし、なぜかこの男性の列は他の列より短いのである。私は自分の番が来るのが早いと判断してそこに並んだのだが後ろに並んだおじさんおばさん夫婦がとんでもないことを言っていた。

「男の子のレジかー」。どうやらレジは女性が行なうという先入観が抜けきれないようだ。その後ろにいたおじさんおばさん夫婦は隣の女性が担当するレジの列に並び直していた。

レジの男性は一生懸命で特に私の際に不手際があったこともない。それなのにそんな風に思われているのは可哀想だと感じた。

冒頭で紹介した列におじさんがいないケースと同様で男性担当のレジは自分の順番が早く来るケースが多い。生活の知恵である。

さて、食品スーパーで遭遇するおじさんを見てきたが、このコロナ禍の中で食品スーパーの売上は絶好調のようだ。

先日、イオンが大幅な赤字を発表したが衣料品などが足を引っ張ったのであって食品部門は健闘したと思う。

今の時期は野菜価格も落ち着いていて旬の食材も豊富である。学生時代から1人で食品スーパーを訪れるのが好きだった私にとって大型食品スーパーとは一つの街のようなものである。


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本当に東京五輪やる気なのか思考停止 [日常]

世論調査で東京五輪は中止にすべきだという意見が割と多かったものの池江璃花子さんの五輪出場内定で急に空気が変わりました。

池江璃花子さんは次のパリ五輪でも代表に選ばれる可能性があるし将来性もあります。

批判を受けるでしょうが今回の東京五輪は早いところ中止を表明すべきだと思います。

こういうことを言うと今回が最後のチャンスのアスリートが可哀想だという声が出るのですが、国民の健康の方がスポーツより優先度は当然、高いです。

海外からの観客は諦め日本国内に住んでいる人のみの観戦と先日、決定しました。

それでも8月までに接種希望者全員にワクチンを届けることが可能なのでしょうか。

ファイザー(バイオンテック)とモデルナのワクチンは構造上、変異株にもある程度の効果があるようですがこれから変異株が広がるのは確実。

医療関係者はコロナ対応で精一杯です。とても東京五輪のサポートができる医療関係者がそろうとは思えません。

コロナ対応している医療関係者も2極化しており、そう忙しくない医療関係者もいるようですが、そうした医師や看護師たちを医師会や看護師会が五輪に動員できるかと言えば無理でしょう。

そもそも1984年のロサンゼルス五輪から商業五輪化が進んだと言われています。日本の秋である10月に開催するならともかく米国の一テレビ局の都合で真夏に開催せざるを得ない時点でおかしいです。

詳しい内部事情は知りませんが再延期は無理で選択肢は強行か中止の二択のようです。仮に無観客でも開催してテレビ中継を行えば米国の放送局もスポンサーも面子が保たれるので現在は強行開催の姿勢なのでしょう。実際、聖火リレーも全然盛り上がってないけど行われていますし。

一方、日本国内ではプロ野球やJリーグがある程度の観客を入れて試合を続けています。それを考慮すれば日本国内移住者のみ観戦で五輪開催は問題ないという意見はある程度の説得力を持ちます。

しかし、先述のように五輪は選手だけでなく多くのサポート要員が必要です。医師や看護師を始めとする医療関係者を東京五輪に動員できる目処は恐らく立っていないでしょう。それ以前に五輪組織委員会と医師会、看護師会で詰めの議論さえ未だに行われていない可能性もあります。

「池江璃花子さんが可哀想だから東京五輪は開催すべき」と夏前にワクチン接種を受けた高齢者は冷房の効いた部屋から外には出ずに主張するでしょうが全体を見るべきだと思います。

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