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第一生命初日はダッチ方式 [FP]

4月1日は第一生命が東証に上場します。通常、新規上場の場合、初値が付いた後は通常の取引と同様に場が閉まるまで自由に売買できますが、今回の第一生命株は影響の大きさから初日の扱いが通常と違います。

1日一回、売り買いをつき合わせ1度だけ値段を出します。一本値方式というらしいのですが、証券マンの間では「ダッチ方式」と呼ぶ場合もあります。(昔、ジャスダックが今回と似たような形式を取っていました。)今回、第一生命株は人気があるらしく、初値は売出価格を上回る水準に落ち着くと見られています(あくまで予想です。投資は自己責任でお願いします。)が、明日は初値算出後に売買はできません。

今回、すべての保険契約者が株を得たわけではなく、人によってはすべて現金で受け取ったという方もいます。今回の公開で初めて株式の取引を始める方は、多くが主幹事の野村證券に新規口座を開いたようです。野村證券のリテール部門としては、次の取引につなげる営業ができるのですから笑いが止まらないと思います。

第一生命の株主数は103万人を誇るNTTを抜いて首位に立ちます。今回、株や現金を受け取った方が、消費に動けばある程度の経済効果が見込めると報道されています。

日本生命は相互会社の維持を発表しましたが、今後は第一生命に倣って相互会社から株式会社に転換する生保が増えるかもしれません。そうなれば海外の陣営を含めた保険業界の大型再編が日本を巻き込むかもしれません。

保険契約者など第一生命関係者は是非とも派手に消費にお金を使って世の中を少しでも明るくして欲しいと思います。

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