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金融教育を受けたいが書店でどの本を選べば良いの? [FP]

新NISAの概要が明らかになるなど投資に興味を持っている方、または既に投資をしている方でも基礎から投資を学びたいと考えている方も多いと思います。

そうした方にとって大型書店の投資コーナーや有名ブロガーのサイトなどが役立つことになりますが、正直、手始めに何から手をつけたら良いのかわからない方もいると思います。

そうした近況の中、日本証券業協会では投資教育の資料を無料で提供しています。PDFだけでなくKindleや楽天Koboなどにも対応しています。

まずは全体像を知りたいと言う方は読んで見ることをオススメします。

日本証券業協会のサイト↓
https://www.jsda.or.jp/jikan/publications/

またNISAなら金融庁、iDeCo(個人型確定拠出年金)なら国民年金基金連合会のサイトにわかりやすい解説ページがあるのでアクセスして損はありません。

特に国民年金基金連合会のiDeCo解説に関しては、漫画や動画を駆使しており楽しみながら学ぶことが可能です。

投資を始める際に「まずは取引をしてみて学んでいけば良い」という専門家もいますが、最低限の基礎知識は事前に持っておいたのが良いというのが私の考えです。

上記のサイト等など見て、より知りたくなったら書店や図書館、ブロガーのサイトなどを活用して一層、知識を深めて行って欲しいと思います。

ある程度の知識はついたけど、「どうも口座開設をするのが怖い」「誰かに背中を押してもらいたい」という方はNISAやiDeCoに詳しいファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのも選択肢の一つです。

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高齢者の食品スーパーデジタルディバイド問題 [日常]

メインに通っている食品スーパーで疑問に思うことがありました。

このスーパーではレジのバーコード読み取りは店員が行い支払は精算機でセルフで行います。

混雑時に10列レジがあるとして、そのうち2列は従来通りレジで店員が支払までも行う形です。

混雑時にもその2列に倍以上の人が並んでいることがよくあります。他のレジに行けば並ぶ時間も短くなるのにです。

最近、理由がわかりました。セルフ精算機が怖いんだと思います。中には店員に現金を手渡して買い物をしたという実感を得たいという方もいるのかもしれません。でも2列のレジに並ぶ方は恐らくセルフ精算機が苦手なのでしょう。

数回、慣れてしまえば怖がることもないのですが、普段使わない店だと私も混乱することがあるので気持ちはわかります。

私はコンビニで買い物をすることは少ないのですが、先日、某コンビニのセルフレジで混乱しました。後ろに人が並んでいると余計に混乱します。

有人レジをあえて選ぶ消費者はこうした心理もあるのでしょう。

合理化のためにセルフ精算機を導入している一方で、機械が苦手な高齢者は有人レジの店に移って買い物をしているとも聞きます。合理化が店の売上を減らしてしまう皮肉な話です。

先日は別のスーパーでレジ応援の店内放送が流れ、応援に来た店員が客にセルフ精算機の操作を案内していました。ちなみに自分でバーコードを読み取り精算まで行う完全セルフレジは10台近くあるのに使っていたのは私含めて数人だけでした。

完全有人レジで対応している店は仮にポイント制度がなくても特定の高齢者がひいきにしてくれて商売になります。

いずれレジは完全セルフレジに移行していくことでしょう。代わりに高齢者の買い物難民が個人商店などに回帰することになるのでしょう。

もっとも中には高齢者でもQRコード決済を淡々とこなす方もおられます。でもやっぱり機械が苦手な高齢者のが多いのが現状です。

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未来の年表 業界大変化【河合雅司著】 [書評]

今後、労働人口減少により現在、当然のように受けられるサービスが危機を迎える様子がリアルに描かれています。

後半はそうした社会変化の中、企業としてどう生き残るかのヒントが書かれています。

例えば、整備士やトラックドライバーの不足による物流混乱、団塊世代亡き後の医者余り時代などあらゆる分野で少子化による労働人口減少が今後、響いて来ます。

少子高齢化だけでなくトラックドライバーや勤務医は来年から労働環境の改善が義務化されるようで、そうした流れも現在同様のサービスを受けられなくなる要因にもなります。

ここ数日のヤマト運輸や佐川急便の値上げはドライバーなどの労働環境改善のためや、将来に向けて引き続き現在と同じレベルのサービスを提供するために必要なことだと言えます。

現在の勤務医についても労働環境改善のためのシフトが義務化されるとのことで、来年以降は今と同じ医療サービスを受けられなくなる可能性もあります。

あらゆる業界で残業を前提としたサービスが提供されていましたが、それが正常化されるに伴い、現状と同様のサービスを提供するのが難しくなります。

それに加えて本書にあるように各業界で若手労働者の獲得合戦が一層、激しくなります。

そうなると考えられるのは「賃上げ」が進むと言うことです。人材獲得のために賃上げできない事業者は今後、一層、厳しい状況に追い込まれることになりそうです。

また女性や高齢者の一層の労働市場参加も求められます。最近は40、50代の転職も増えているなど以前とは労働需給に変化が出てきています。

労働者人口が減少する中、最新の情報を学び続ける人にとっては会社員であっても定年を気にすることなく仕事ができる環境にシフトして行くのだと思います。

現在、少子化対策を取っても成果が出るのは少なくても20年後です。しかも20年後は一層、各業界での人材獲得競争が激化します。

大学進学率が年々、高まる一方でホワイトカラーの仕事はITによってどんどん減っていきます。一方でブルーカラーとして人気のない業界での若手の需要は今後、大きくなると思います。

まさに「職人」の時代の到来です。過度な奨学金を借りて大学を出るより、「職人」としてキャリアを積んだほうが遥かに稼げる時代が来ています。

書評からはずれた記事になってしまいましたが、今後、あらゆる業界でどういった変化が起きるのかがリアルにわかるので「未来の年表 業界大変化」はお勧めの1冊です。


未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書)

未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書)

  • 作者: 河合雅司
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/12/14
  • メディア: Kindle版



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飼い犬が息を引き取る [日常]

長年、飼っていた柴犬が死にました。あと3ヶ月で17才でした。

既に目は白くなり見えておらず、最後は耳も遠くなっていました。最後は立てなくなった自分への不甲斐なさへなのかワンワンと吠え続けました。

1日中、鳴いている日が数日、続き、近所迷惑になっていないか心配していた矢先、4日の立春、明け方に旅立ちました。

死の直前は全身けいれんを起こし大きく呼吸をして息を引き取りました。

最近はペット産業が急速に拡大しています。ペット保険も広がりを強めており、ペット用品もペットフードも以前に比べれば充実しています。うちも犬用おむつにはお世話になりました。

私は今後、ペットを飼う予定はありません。老後にペットを飼い始める方も増えているようですが、仮に飼い主に何かが起こった際に残されたペットがどうなるのかは考えたのが良いと思います。

よく女性芸能人のペット連れの写真を見るたびに「最後まで面倒見れるのかよ」と冷めた目で見てしまう自分がいます。「かわいいから」という理由で衝動的に飼うのはよろしくないと思います。当然、面倒見られるのなら別ですが。

一方で保護ペット活動をしている芸能人の方には頭が下がります。

都会はペットホテルなどもありペットを預けて旅行も行けるでしょうが、正直、ペットがいることで生活に制限がかかってしまうのが現実です。

仮に災害が起こり避難所に入ろうにも、ペット連れの対応は各自治体でまだ試行錯誤している状況です。

新型コロナウイルスが感染爆発を起こした際にイアン・ブレマー氏は「犬を飼うことが良い」と言っていましたが、最後まで面倒を見られる覚悟がないのなら止めといたのが良いです。

立春に旅立ったうちの柴犬ですが、新しい季節の訪れとともに私も変わっていきたいと感じました。

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