あなたが独りで倒れて困ること30【太田垣章子著】 [書評]
年始に芸能界を始め様々な分野で活躍されている方の訃報が届きました。経済の分野でも、私が書籍を通して勉強させていただいていた山崎元氏と大江英樹氏もお亡くなりになりました。御冥福をお祈りいたします。
私は経済的な主張に関して同調しませんが森永卓郎氏も闘病中とのことです。一方で高齢でも第一線で頑張っている野口悠紀雄氏には今年も頑張っていただきたいです。
さて今年初の書評です。不動産の賃貸物件を保有している方ならおそらくご存知の著名司法書士である太田垣章子先生の最新刊です。
最近はいわゆる「おひとりさま」が急増しています。仮に家族がいても子供が巣立ち夫婦のどちらかが亡くなると残された側は「おひとりさま」になってしまいます。
もっとも、まだお子さんがいる家庭なら恵まれた方であり、未婚子なしの「おひとりさま」は今後、急増することはわかっていても社会がそれに対応できていないし今後、様々な問題が生じることでしょう。
例えば病院や施設に入院・入居する際に必要となる身元保証人がいないため民間の保証サービスの需要が年々、高まっています。著者も民間の保証サービスの重要性を本書で説いています。一方で民間の保証サービス会社に関わる問題点もクローズアップされてきました。
そのようなニーズの高まりの中、政府は現在、担当部署がばらばらになっている民間の保証サービス業について法制度をまとめて安心して利用できるようにしていく方針とのこと。
もっとも病院の入院や仮に亡くなった際の手続きを行ってくれるサービスは進歩しても、高齢者が利用できる賃貸物件の増加は国が介入してもなかなか変わらないのではないでしょうか。
「おひとりさま」が急増する中、結局、最後は行政がなんとかせざるを得ないケースが増えると思います。未だに日本は公務員人気が高いですが、国家公務員は激務、地方公務員は部署によりますが住民対応で一層、忙しくなるでしょう。
本書では「おひとりさま」の仲の良い者同士が助け合うケースにおいても死後の手続きには限界があるなど高齢のおひとりさまが直面するケースが網羅されています。
未婚子なしで親戚付き合いも薄い方などは本書に目を通しておくのも無駄にならないと思います。
私は経済的な主張に関して同調しませんが森永卓郎氏も闘病中とのことです。一方で高齢でも第一線で頑張っている野口悠紀雄氏には今年も頑張っていただきたいです。
さて今年初の書評です。不動産の賃貸物件を保有している方ならおそらくご存知の著名司法書士である太田垣章子先生の最新刊です。
最近はいわゆる「おひとりさま」が急増しています。仮に家族がいても子供が巣立ち夫婦のどちらかが亡くなると残された側は「おひとりさま」になってしまいます。
もっとも、まだお子さんがいる家庭なら恵まれた方であり、未婚子なしの「おひとりさま」は今後、急増することはわかっていても社会がそれに対応できていないし今後、様々な問題が生じることでしょう。
例えば病院や施設に入院・入居する際に必要となる身元保証人がいないため民間の保証サービスの需要が年々、高まっています。著者も民間の保証サービスの重要性を本書で説いています。一方で民間の保証サービス会社に関わる問題点もクローズアップされてきました。
そのようなニーズの高まりの中、政府は現在、担当部署がばらばらになっている民間の保証サービス業について法制度をまとめて安心して利用できるようにしていく方針とのこと。
もっとも病院の入院や仮に亡くなった際の手続きを行ってくれるサービスは進歩しても、高齢者が利用できる賃貸物件の増加は国が介入してもなかなか変わらないのではないでしょうか。
「おひとりさま」が急増する中、結局、最後は行政がなんとかせざるを得ないケースが増えると思います。未だに日本は公務員人気が高いですが、国家公務員は激務、地方公務員は部署によりますが住民対応で一層、忙しくなるでしょう。
本書では「おひとりさま」の仲の良い者同士が助け合うケースにおいても死後の手続きには限界があるなど高齢のおひとりさまが直面するケースが網羅されています。
未婚子なしで親戚付き合いも薄い方などは本書に目を通しておくのも無駄にならないと思います。
2024-01-13 15:20
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