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5年毎の年金検証と総選挙の行方 [FP]

2024年9月に自民党総裁選があります。公明党の石井幹事長の発言によると自民党総裁選後の秋に衆議院総選挙があるのではないかとの見方です。

ただでさえ支持率の低い自民党の岸田政権ですが、実は今年は夏に5年毎に行われる公的年金の財政検証があります。

実に楽観的な数値を前提とした試算をして「年金制度は大丈夫」と主張する例のやつです。

さて、その公的年金の財政検証ですが、「会社員の夫と専業主婦の世帯」という時代遅れの前提で話を今まで進めて来ましたが、今年の検証では修正を図る必要があると思います。

財政検証を政権の忖度なしで真剣に行うのなら将来の公的年金に関して厳しい意見が出るはずです。(それでも年金制度は破綻しません。受給額はいくらか将来的には減額の可能性があります。)

また、国民年金の加入期間を5年引き上げ65歳までとする案や第三号被保険者のあり方も問われることになるでしょう。

おそらく夏に発表される公的年金財政検証の結果を知った国民は怒り出すでしょう。メディアも煽るはずです。

その直後の秋に衆議院総選挙というのは実にタイミングが悪いと感じます。

岸田総理、結構、勝負師な一面もあり総裁選前に解散もあるかもしれません。これだけ支持率が低くても野党が分裂している以上、自公がまた勝ちます。自公が若干、議席を減らして日本維新の会がその穴を埋めるのかもしれません。

話は戻りますが政権に忖度しないで今年の公的年金財政検証は本気で将来の制度維持について向き合って欲しいです。

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