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日経平均株価最高値更新でも酒は飲みません [日常]

付き合いの席以外では酒を飲まなくなってからしばらく経ちました。今日ぐらい飲んでも良いかと思いましたが家に在庫がないので結局、飲酒はしません。

その代わり「作りたい人と食べたい人」になってしまい、この冬は体重が若干リバウンドしてしまいました。夜食を止めるための禁酒だったのに冬の食欲には勝てませんでした。

あと数年で50歳になる私ですが、義務教育の頃にバブル経済の残り香を嗅いでいます。

今後、エヌビディアの四半期決算ごとに日本市場が振り回されるのは困ったものですが、日経平均株価を牽引している半導体関連企業の株価が今後も伸びるのかは「正直」わかりません。値がさ株が釣り上げている今の日経平均株価の現状を知っている方は今日の株高も冷めた目で見ているはずです。

確実なのは中間層が減り今後、2極化が進むということです。

今後、世の中は一層、ギスギスした雰囲気となり犯罪数も増加する気がします。

日本維新の会が医療費窓口負担を年齢問わずに一律3割にする案を出してきました。メディアは弱者軽視だと言ってこの案を叩くでしょうが、仮に他党が同様の案を出してこない場合、都市部の選挙で日本維新の会が躍進することでしょう。(ちなみに私は無党派です。)

良策は資産に基づいた負担を高齢者含めて行う制度作りだと思いますが、マイナンバーと銀行口座の紐づけに反対する人が少なからず存在します。

先送りされていく問題に不安を感じた若い世代が、本来ならば自己投資すべき資金を投資に回しているのが現状です。

確かに今日は記念すべき日なのかもしれませんが、今後、日本社会が迎える展開を想像すると酒を飲む気にはなれません。(今夜は「不適切な」夜食も食べないで寝ます。)

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株を「やる」や株で「勝った」という表現の古さ [FP]

ヤフーの記事に最近の株高で「XXX万円、勝った」という表現が出ていました。

個人的にはこの表現にピンと来ません。投資は「勝ち負け」ではないからです。「勝ち負け」で表現するのならそれは「投機(短期的な売買)」のことだと感じます。

同様に「株をやる」という表現を良く使います。「やる」というのはギャンブルをやるのと同様の意味合いを込めているのでしょう。「預金をやる」とは余り使いません。

「株をやる」という表現も投資というより投機をイメージした表現だと思います。

最近の株高で実感が沸かないという方がほとんどだと思います。そうした方は株式投資の利益はあぶく銭だと考えています。

私が就職活動をした20年以上前は千葉の田舎では大学を出たなら銀行員か公務員になるのが王道で、私が証券会社に就職すると決めた際には周囲からの違和感を感じました。

大手証券会社ではなく当時、未上場のインターネット専業証券を選んだそんな息子の選択に文句を言わなかった両親、特に父には今でも感謝しています。

若い世代は余り感じないのでしょうが、年配世代だと未だに株式投資に嫌悪感を抱いている方が少なくありません。

かつて、投資で損をした人、または投資する余裕がなく妬み嫉妬で投資を叩いている人など理由は様々です。

月曜日今夜は米国市場はワシントン誕生日で市場は休みですが、日本時間22日木曜日早朝に発表される米国NVIDIA(エヌビディア)の決算が今週の注目ポイントです。

仮に市場予想を上回る数字が出たら日本市場の半導体関連株が上がりバブル期の38915円(砂漠に行こう)を超える局面が来るかもしれません。

前回の書き込みで「既に総時価総額や企業業績はバブル期を遥かに超えていること」を書きました。従って最高値更新をしてもそれを裏付ける根拠は今回はしっかりしています。(日経平均構成銘柄の都合上、値がさ株が多い半導体関連企業の影響を受けやすいという面は当然ありますが。)

株価がバブル期を超え高値更新をするとメディアが大騒ぎすると同時に株高へのバッシングも始まることでしょう。

テレビを観ているような高齢者には株高を叩いたのが視聴率が取れるからです。しかし、NISAの総開設口座数に見るようにテレビ局がターゲットにすべき層は投資を行っています。

テレビ局を始めメディアはどの層に向けて情報を提供するのか判断が分かれそうです。

冒頭に戻りますが、「株をやる」という表現を使う古い世代とNISAでコツコツ積立投資をしている現役世代で今後の株価に大して意見の溝ができそうな気配です。

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34年前の日経平均株価と比較して意味はあるのだろうか? [FP]

今日は日経平均株価が1000円以上、上昇して一時、34年ぶりに38000円を回復しました。

X上では「実感が沸かない」との声が多数を占めていますが、そう感じて当然です。

日経平均株価が最高値に近づいて来ましたが、仮にバブル時の高値を超えて最高値をつけても30年以上前の日経平均株価と今の日経平均株価を比較することに意味はあるのでしょうか。

「株価が上がる意味がわからない」「ただのバブルだから、そのうち弾ける」という声が多いのですが、この30年間、いやここ数年だけで日本企業の株式市場に対する対応が随分と変わってきました。

各社、賃上げを始め、増配や自社株買いを競うように発表して、今まで大人しくしていた企業イメージとは異なります。

既にバブル時に比べて東証上場企業の時価総額はとっくの昔に上回っています。バブル時はユニクロを展開するファーストリテイリング社は日経平均株価構成銘柄ではありません。日経平均株価構成銘柄225銘柄は絶えず入れ替えを行っているのは皆さんご存知の通りです。

いわゆる「値がさ株」が日経平均株価を押し上げているのが現状で、逆に持ち株が大して上がらない、中には下落しているという方もおられるはずです。

しかし日経平均株価だけでなくTOPIXもそれなりに上昇しているところを見るとやはり上場企業の株式市場に対する意識の変化が大きく、それを感じ取った外国人が買いを入れているのでしょう。

3、4月に日銀が政策を変更する可能性が高いと言われていますが、仮に金利が上がると株価が下がるのが定説です。ただ、先日の日銀副総裁の発言から仮に金利が復活してもそれ自体を株価が織り込んでいる可能性すらあります。

私は株価が将来どうなるかは神様しかわからないと思っているので今後、日経平均株価がどうなるのかはここでは書きません。

ただ30年以上前の日経平均株価と今の日経平均株価を比較することはあまり意味がないこと、またアベノミクスの金融緩和よりも、ここ数年の各上場企業の株式市場を意識した動き(増配、自社株買い、分割など)が今の株価に反映されている可能性は高いと感じます。

もっとも毎月、投信の積立投資を行っている方は株価の動きに一喜一憂することなく、他のことに時間や意識を移すことができます。インデックス投信の毎月積立投資は精神衛生上にも優れた投資法だと言えます。

※このブログは「株価の将来はわからない」というスタンスで書いています。投資は自己責任で行ってください。

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日米ぞくぞく決算発表 [FP]

例外もありますが、米国では12月末が会計年度の締めとなり本決算が今の時期に出る企業が多いです。先日までにGAFAMと呼ばれる大手IT企業群の決算が出揃い、どこも良い数字が出たようです。

日本時間2日金曜日に発表された米国雇用統計も強い数字が出て金利が上昇するものの、米国市場は過去最高値を更新しております。

GAFAM等を除けば米国株のインデックスは大した成績ではないと言われていますが、当分はGAFAM始めとするテック企業が米国相場を引っ張りそうです。

さて日本では第三四半期決算発表が相次いでいます。日本は役所に合わせて3月末を会計年度の締めとする企業が多く、今は第三四半期の決算発表のシーズンです。

週明けには三菱御三家(MUFG、三菱商事、三菱重工業)の第三四半期決算が5,6日に控えています。

先月公表されたデータでは日本株を買っていたのは主に外国人投資家で日本人は逆に売りに回っていたと報じられていました。買値に戻ったから決済した日本人投資家も多かったのかもしれません。

中国や欧米、中東の投資家が日本株を買う一方で、日本人は米国市場に毎月、定期的にNISAで買いを入れている構造のようです。

新NISAでオルカンに投資をした方は現在、含み益が出ていると思います。ただ今後も右肩上がりで株価が上がることは考えにくく、いつかは調整時期が訪れると思います。

そこで投信を解約してしまうと上げ相場が再び来た際にその波に乗れません。仮に今後、下げ相場が来てもNISAで投信積立を粘り強く行うのが王道です。

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