アメリカは自己啓発本でできている【尾崎俊介著】 [書評]
アメリカ文学・文化を専門とする尾崎教授が「自己啓発本」について主に米国の歴史を通じて解説した本です。
自己啓発本というと胡散臭いと感じる方もいるでしょう。本書でも出てきますが、「引き寄せの法則」などはどうも科学的ではない。
著者が書いている通り、「自己啓発本の敵は自己啓発本」である。一部の胡散臭い自己啓発本のせいで、まともな自己啓発本までもが偏見を受けてしまっている。
著者によるとここまで自己啓発本が人気な国はアメリカと日本ぐらいなものだそうだ。米国の代表者は100ドル札のベンジャミン・フランクリン。日本では「学問のすゝめ」を書いた福沢諭吉になるのだろう。
なぜ米日で自己啓発本が人気があるかの背景はぜひ本書を読んでいただきたい。
本書では色々なタイプの自己啓発本の成り立ち、歴史を解説している。例えば、引き寄せ系の本、ポジティブ思考の本、お金持ちを目指す本、日めくり式の本、スポーツ界の自己啓発本など。学生時代から自己啓発本をよく読んできた私にとってはとても楽しめる本だった。
なお学生時代から自己啓発本をよく読んできた私に言わせれば、数ある自己啓発本で書いてあることを一言でまとめるとある言葉にたどり着く。
それは「やるか、やらないか」ということだ。結局、自己啓発本の言いたいことはそれに尽きると私は思う。
自己啓発本を好んで読む方は「アメリカは自己啓発でできている」は頷ける箇所がとても多い本である。GW中にオススメの本です。
自己啓発本というと胡散臭いと感じる方もいるでしょう。本書でも出てきますが、「引き寄せの法則」などはどうも科学的ではない。
著者が書いている通り、「自己啓発本の敵は自己啓発本」である。一部の胡散臭い自己啓発本のせいで、まともな自己啓発本までもが偏見を受けてしまっている。
著者によるとここまで自己啓発本が人気な国はアメリカと日本ぐらいなものだそうだ。米国の代表者は100ドル札のベンジャミン・フランクリン。日本では「学問のすゝめ」を書いた福沢諭吉になるのだろう。
なぜ米日で自己啓発本が人気があるかの背景はぜひ本書を読んでいただきたい。
本書では色々なタイプの自己啓発本の成り立ち、歴史を解説している。例えば、引き寄せ系の本、ポジティブ思考の本、お金持ちを目指す本、日めくり式の本、スポーツ界の自己啓発本など。学生時代から自己啓発本をよく読んできた私にとってはとても楽しめる本だった。
なお学生時代から自己啓発本をよく読んできた私に言わせれば、数ある自己啓発本で書いてあることを一言でまとめるとある言葉にたどり着く。
それは「やるか、やらないか」ということだ。結局、自己啓発本の言いたいことはそれに尽きると私は思う。
自己啓発本を好んで読む方は「アメリカは自己啓発でできている」は頷ける箇所がとても多い本である。GW中にオススメの本です。