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ゴールドマンを訴追 [FP]

先週末、好調を維持していた米国市場が急落。原因の一つとしてゴールドマンサックス社が起訴されたことが挙げられます。米国証券取引委員会(SEC)はサブプライムローンに絡む債務担保証券(CDO)の組成や販売をめぐり、ゴールドマンサックス社が詐欺的行為を行ったとして同社を訴追。

こうした問題はゴールドマン以外にも他の投資銀行にも身に覚えがあり、金融株がそろって下落した模様。来週以降の米国市場の株価動向に注意です。何事もなかったように切り返すか、それとも下落を続けるのか。

米国の政権は中枢にゴールドマン出身者が要職に付いており、オバマ政権も同様です。例えば、ブッシュ政権ではゴールドマンの会長兼CEOを勤めたポールソン氏が財務長官に就任。ネット上ではインサイダー紛いの疑惑が指摘されています。

オバマ大統領はデリバティブ規制などウォール街と戦う姿勢を見せていますが、自身の選挙戦ではウォール街から多額の資金を受け入れ、ゴールドマン社から多くの人材を政権に入れている現状の中、どこまでウォール街に抵抗できるのか興味があります。

金融で儲けていた米国、英国が金融規制に走る様子を見て、意外だと思うと同時にどこまで実現できるのか疑問が残ります。米国市場は回復傾向にあると言われていますが、積みあがったデリバティブ問題は解決されておらず、いつ破裂するかわからない状況だと言えます。米英当局がソフトランディングできるか注目です。


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