お金で騙される人、騙されない人(副島隆彦著) [書評]
評論家の副島隆彦氏が金融商品の危険性を実際にあった事例をもとに解説していきます。副島氏によると金融機関の営業担当者は、顧客に不利な商品を平然と進め次々と損失を出しているとのこと。そして「今度こそ挽回しましょう。」ともちかけ更に商品を購入させ、傷に塩を塗りつけているという現状が書かれています。
副島氏は「損をしたことは家族にも友達にも言えない。多くの人が多額の損失を金融商品で出してしまい黙っている。」と指摘しています。
最近では中国、ブラジルなどの新興国の株式投資信託を購入した人は、青ざめているのではないでしょうか。またドル円が3桁だった時代に米ドル建ての個人年金保険に加入した人も今の86円と言う為替を見てがっかりしていることでしょう。
仮に投資がうまく行って利益が出ていても、人間の欲として決済しないで一層の利益を狙って持ち続けます。その結果、いつのまにか損失が発生してしまって塩漬けにしてしまい身動きのとれない投資家が生まれてしまいます。利益の出ている段階で思い切って決済し利益を確定できる強い意志の持ち主になりたいものです。持ち続けるといつかは損失を出します。(長期投資をすれば必ずリスクが軽減されるわけでもないです。)
プロである機関投資家でさえ投資で失敗することもあるのですから、個人投資家が資産運用に成功するには相当の勉強と経験が必要になると思います。世の中には、他人に儲け話を持ちかける人などいないと冷静に判断でき、営業員との義理や人情で金融商品を購入したりするようなことを控えれば少なくても資産を大きく減らす確率は減るでしょう。
副島氏のこの本を読んで思い当たる方も多くいらっしゃると思います。父の日や敬老の日などにプレゼントすれば身内が金融機関からカモられる確率は急減すると思います。
副島氏は「損をしたことは家族にも友達にも言えない。多くの人が多額の損失を金融商品で出してしまい黙っている。」と指摘しています。
最近では中国、ブラジルなどの新興国の株式投資信託を購入した人は、青ざめているのではないでしょうか。またドル円が3桁だった時代に米ドル建ての個人年金保険に加入した人も今の86円と言う為替を見てがっかりしていることでしょう。
仮に投資がうまく行って利益が出ていても、人間の欲として決済しないで一層の利益を狙って持ち続けます。その結果、いつのまにか損失が発生してしまって塩漬けにしてしまい身動きのとれない投資家が生まれてしまいます。利益の出ている段階で思い切って決済し利益を確定できる強い意志の持ち主になりたいものです。持ち続けるといつかは損失を出します。(長期投資をすれば必ずリスクが軽減されるわけでもないです。)
プロである機関投資家でさえ投資で失敗することもあるのですから、個人投資家が資産運用に成功するには相当の勉強と経験が必要になると思います。世の中には、他人に儲け話を持ちかける人などいないと冷静に判断でき、営業員との義理や人情で金融商品を購入したりするようなことを控えれば少なくても資産を大きく減らす確率は減るでしょう。
副島氏のこの本を読んで思い当たる方も多くいらっしゃると思います。父の日や敬老の日などにプレゼントすれば身内が金融機関からカモられる確率は急減すると思います。
2010-07-17 23:25
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