小麦先物乱高下 [FP]
6日のシカゴ商品取引所の小麦先物相場が前日のストップ高から一転してストップ安で引ける乱高下をしたようです。
ロシアが小麦の輸出を制限すると発表してストップ高になったものの、米国では小麦が豊作であり需給の問題を冷静に分析した結果や、利益確定の動きもあって一転、ストップ安に転じたようです。今後、どのような動きをするのか注目です。
原油もそうですが、商品取引は本来、需給を元に値が決まるべきだと思います。消費者の生活に直結するからです。しかし、近年の商品市場をリードしているのは主に先物市場で動いているヘッジファンドなどの投機筋の資金です。
小麦が暴騰すればヘッジファンドは儲かりますが、世界中の消費者がパンや麺で一層の負担をしなくてはならなくなります。かといって投資筋の資金を制限するとはできないし、投資筋の資金があって流動性が増すという面もあると思います。
先物とは本来、将来のリスクをヘッジする目的で始まったはずです。確かに今回の小麦相場もロシアの輸出制限問題などの需給の問題を含んで相場が動いている一面もありますが、その動きが極端に大きくなるのはやはり投機資金が原因だと思われます。
商品を取引するというより単なる数字の上下を利用して儲けようとしている勢力が、今回の小麦相場を含め商品市場で益々勢いを増しているのかもしれません。
ロシアが小麦の輸出を制限すると発表してストップ高になったものの、米国では小麦が豊作であり需給の問題を冷静に分析した結果や、利益確定の動きもあって一転、ストップ安に転じたようです。今後、どのような動きをするのか注目です。
原油もそうですが、商品取引は本来、需給を元に値が決まるべきだと思います。消費者の生活に直結するからです。しかし、近年の商品市場をリードしているのは主に先物市場で動いているヘッジファンドなどの投機筋の資金です。
小麦が暴騰すればヘッジファンドは儲かりますが、世界中の消費者がパンや麺で一層の負担をしなくてはならなくなります。かといって投資筋の資金を制限するとはできないし、投資筋の資金があって流動性が増すという面もあると思います。
先物とは本来、将来のリスクをヘッジする目的で始まったはずです。確かに今回の小麦相場もロシアの輸出制限問題などの需給の問題を含んで相場が動いている一面もありますが、その動きが極端に大きくなるのはやはり投機資金が原因だと思われます。
商品を取引するというより単なる数字の上下を利用して儲けようとしている勢力が、今回の小麦相場を含め商品市場で益々勢いを増しているのかもしれません。
2010-08-07 11:23
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