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長期金利1%割れで兜の緒を締める [FP]

本日4日(水)の国債市場で、長期金利指標である新発10年債の終値利回りが約7年ぶりに1%を割り込み0.995%となりました。長期金利の低下と共に円高も進んでおり、リスク資金が日本の国債、通貨に流れ込んでいるようです。

長期金利を考えれば、これだけ多くの負債を抱えている日本の長期金利上昇は時間の問題と前から随分、言われてきました。しかし、マーケットではその予想を裏切る動きをしています。マーケットは日本は国内で国債が消化できる力があるから、日本国債は安全な資産だと思われているのでしょうか。

今後、この低金利がどれだけ続くのかはわかりません。しかし、これはマーケットが民主党政権に与えてくれた最後のチャンスだろうと思います。長期金利が低空飛行を続けている間に景気問題、財政問題について解決策を模索し実行すべきです。日本人の性格からして長期金利が急騰した時点でようやく重い腰を上げる気もしますが、それでは手遅れになるかもしれません。

今の1%割れは嵐の前の静けさだと割り切って政治家、官僚共にやれることは着実に実行していって欲しいと思います。

 
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