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これからの「英語」の話をしよう [日常]

ハーバード大学で大人気の哲学講座を持つマイケル・サンデル教授が先日、東京大学で講演を行ったようです。講演当日は東大内外から1000人もの参加者が訪れ、教授と参加者の対話が盛り上がったと言うことです。

ただ、現実は私の想像していたものとは少し違っていたようです。てっきり、私はすべての講演の中身が英語で行われたと思っていました。確かに英語で教授とやりあった参加者もいたようですが、日本語で教授と対話する参加者もいたようです。それ以前に講演自体が同時通訳されて行われたそうです。

マイケル・サンデル教授は著書が日本で20万部を突破したこともあり、日本講演を引き受けたのでしょうが、正直、日本のトップと言われる大学で英語ですべてが完結しないことに衝撃を受けたのではないでしょうか。内心では「俺を呼ぶ以前に東大は英語を教えろ」と思っていたかもしれません。と同時にハーバードMBAコースの日本人が激減している理由の一つも理解したかもしれません。

もっとも、NHKラジオ英語講座の音源、テキストが手付かずに溜まっていっている英語が流暢ではない私が、上記のようなことを言う資格はないのですが。。

有名教授の出張講演の次はインターネットを利用した全世界へのリアルタイム講演、録画講演が出てくると思われます。欧米の主要大学がインターネットによるコースを設ければ世界中の大学は打撃を受けるかもしれません。ただ、日本の大学は無事でしょう。日本語がバリアになるので。

見方を変えると英語が苦手でも生活に支障ない日本社会が恵まれているのかもしれません。ただ、今後は、英語力が職を得る上で必須になる時代が訪れるかもしれません。Microsoft Officeの知識が必須となったように。

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学

  • 作者: マイケル・サンデル
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/05/22
  • メディア: 単行本



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