防災の日に考える

本日9月1日は防災の日です。毎年、この頃になると週刊誌で「震度7の地震が近々、訪れる。」と記事が載りますが、毎年、記事にしているのですからいつかは当たるでしょうに。

表の週刊誌で地震警告が載っている一方で、裏のネット上でも地震の話題が満載です。特にネット上で語られる地震情報は都市伝説に近いものがあります。

例えば、アメリカは人工で地震を起こす装置を持っているとか、竹中平蔵氏はそれで脅されて、郵政民営化を進めたとか、カリフォルニアで近々、大地震が起きるなどなど。

仮に人工的に地震をコントロールできるのなら首都園直下型地震、東海地震などを封じ込めることができるので最高だと思いますが。外国で仮にそういう装置が作れるのなら日本の技術を使えば日本でも作れるはずです。日本が作らないのは、そんなものないという証拠だと思います。あるのなら日本の地震を止められるのですからとっくに国内で作っていることでしょう。（米国のアラスカにオーロラ観測が名目の装置があるのは事実ですが、それが、地震と関係あるかは証明できていません。）

雑誌でもネットでも地震を警告する声が高まっていますが、実際に起こってみないと被害がどこまで膨らむのかわかりません。被害の大きさも震源地も予測できません。

2009年度の地震保険の火災保険との付帯率が最高の46.5％を記録したようですが、いつかは地震が来るということを前提に用意はしておいた方がいいと思います。

私は、スーパーでミネラルウォーター（2ℓ×6本）を数箱買ってきて保管しています。賞味期限が2年近くあるので期限が迫ってきたら使ってまた買えばいいだけです。あと家具の上にツッパリ棒を固定して倒れないようにしてあります。ツッパリ棒はホームセンターなどで売られています。地震による死因のトップが圧死なので効果的だと思います。

結局は、用意だけで済んで、何事も起きないのが一番です。科学が進歩すればその内、地震予知も可能になるでしょう。それまで日本で大地震が起きないように祈ります。