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SBI証券ベトナム株式取扱い開始へ [FP]

2011年1月17日(月)よりSBI証券が大手ネット証券としては初めてベトナム株式を扱うようです。ホーチミンとハノイの両取引所の全銘柄が取引可能とのことです。ただし、ネット証券ながらインターネットによる注文はできず、当分、電話でのみ注文を受けるようです。ベトナムの証券取引所のシステム化と日本側の対応がどこまで進んでいるのかはわかりませんが、将来的にはネット注文も可能になる時が来るでしょう。

11日には同じ東南アジアのラオスに証券取引所が誕生しました。また、今後、カンボジアにも証券取引所が新設されます。ラオス、カンボジアの証券取引所をサポートしているのが韓国の証券取引所です。残念ながら東証には同じようなことをする力はないと思います。

アフリカに進出する中国、東南アジアに攻めこむ韓国などとは対照的に日本の新興国対策は不十分だと言えます。無料で韓国ドラマを流し韓国文化を広め、電化製品や化粧品などの製品を売り込んでいる韓国とは違い、日本では権利関係で芸能事務所間がまとまらず日本のコンテンツの輸出にも一苦労しています。

話は戻りラオス、カンボジアの証券取引所ですが、こちらの市場の取引もいずれ日本で可能になるかもしれません。現状ではSBI証券が先行しているように見えますが、アジア市場に強いBOOM証券を買収したマネックスも東南アジア市場の株式の取扱いを始める時が来るかもしれません。

ベトナム、ラオス、カンボジアを始めタイ、マレーシア、シンガポールを含めた東南アジア経済は今後、爆発的に成長する可能性を秘めています。証券会社によっては東南アジアに投資をするファンドを扱っている会社もありますが、東南アジア各国の個別株が日本で自由に取引可能になれば利便性が増します。

ただ、ラオスやカンボジアでは市場のキャパシティ以上に資金が流入することによりバブルが発生するなど、荒い値動きをする可能性もあるので注意が必要かもしれません。新興国市場は上記の理由で値動きが激しいということは頭に入れておくべきだと言えます。
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