資産運用で流動性は大事

私は現在、個人型確定拠出年金とネット証券での毎月の投信積立を行っています。

全額、個人型４０１ｋにしないでネット証券で投信積立をするのは、６０歳までに引き出す可能性のある資金だからです。

一方で個別株を複数銘柄保有しています。相続した銘柄が中心ですが、どれも含み損が出ていて塩漬けにしています。

その中に某原発関連銘柄があるのですが、流動性がほとんどなく値が付かない日もあります。上げ相場の日にたった１単位１００株の売りで前日比マイナスになっていたりします。

資産運用で気をつけることは「流動性」です。頻繁に取引のある銘柄は売れるときにはきちんと売れますが、流動性の低い銘柄は取引単位によっては、とんでない値段で約定することになります。

不動産にしても今後、空き家が急増すると言われていますが、立地や物件によっては流動性がまったくなく、結局、不動産業者に足元を見られて破格の安値で手放すことも今後、増えるでしょう。

世界で金の価格が上昇していると聞きましたが、例えば金貨を持っていても有利な価格で売却するには都市部の大手業者に金貨を持っていく必要があると思います。

地方だと近所のショッピングセンターなどにある金買取り業者で売却するとかなり鞘を抜かれると思います。

ただし、流動性に優れていてもFXや日経先物（ミニ）などは勝ち続けるのは無理で、いつかは痛い目に遭うと個人的な経験上、指摘しておきたいと思います。