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新型住宅ローン「フラット50」誕生 [FP]

独立行政法人の住宅金融支援機構が提供する固定金利型住宅ローンとして有名なのがフラット35ですが、住宅金融支援機構は新たにフラット50という新商品を提供するそうです。

フラット50は「200年住宅」(長期優良住宅)と呼ばれる耐久性の高い住宅を対象にした商品で返済期間が36年以上50年以下とのこと。満80歳まで、もしくは親子2代で返済する必要があります。なお金利はフラット35より高めのようです。

雇用不安が叫ばれる中、フラット35で長期ローンを組める人は、自分の能力に相当自信のある人でしょう。また公務員などの利用も多いのかもしれません。このような雇用情勢の中、50年も住宅ローンを払い続けられる層はどれだけいるのか興味があります。

現在の金利の低さを考慮すると余裕があるのなら住宅ローンは固定金利で借りたのが将来的なリスク軽減になります。ただし、これだけ低金利が続いていると将来、本当に金利が上昇し固定金利型で借りていた方が得をするのかどうかは、その時が来ないとわかりません。

現在はライフスタイルも多様化しており、「家を持って一人前」と言った考えも変わってきています。

建設分野の経済的波及効果は大きく、住宅やマンションが建設されると多くの雇用が生まれます。国もそれを狙って住宅ローンの仕組みを色々といじっていますが、一番の対策は雇用安定を実現し将来的な不安を払拭することです。

過保護すぎる正社員雇用の法律を緩和し、正社員雇用を流動化させれば失業率は低下すると言われています。また年金問題に真剣に取り組み継続性のあるプランを示すことが必要だと思います。今後も非正規の労働者が増加すれば住宅ローンの市場はしぼむばかりだと思います。
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