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個人型確定拠出年金の勧め(4) [個人型401k]

確定拠出年金の持つ3段階の税制優遇の最後は、年金の受け取り時の優遇です。

確定拠出年金では、60歳以降、年金を受け取る事が可能ですが、毎年、年金として受け取る方法と一時金としてすべてを受け取る方法があります。

年金で受け取る場合は「公的年金控除」、一時金として受け取る場合は「退職所得控除」の対象になります。

退職所得控除は掛金を拠出している期間が長いほど、控除額が上がります。

従って、少しでも早く確定拠出年金を始めて掛金を拠出していれば、退職所得控除の額が増加して、一時金として受け取る際の税制優遇が強化されます。

年金として受け取る際にも公的年金控除が適用された後の収入に課税されるので控除分、お得です。

以上のように掛金拠出時(所得控除)、運用時(運用益非課税)、年金受け取り時(公的年金控除、退職所得控除)と3段階で税制優遇を受けられるのが、確定拠出年金の大きなメリットです。

確定拠出年金は企業型と個人型に分かれますが、次は個人型を中心にその加入可能な人の条件について説明します。
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