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新人研修という言い訳の飛び込みリテール営業 [日常]

生命保険会社の生保レディ2人組が訪れてきました。マスク姿の若い女性の話を聞くとアンケートに答えることで抽選で景品が当たるようなことを言っておりアンケートの協力をお願いしたいとのこと。

「保険に入る金銭的、余裕がない」と言って断りましたが、その際の付き添いにいた年配の女性が言った一言に違和感を覚えました。

確か、「(説明をしている女性が)新人なので協力していただけませんか」と言った内容のことを言いました。

新人研修という名の下で飛び込み営業もどきのことをしても費用対効果は薄いということを大手生命保険会社の上層部はわからないのでしょうか。

きつい言い方をしますが、なぜそちらの新人研修に付き合わなければならないのか私にはわかりません。

コロナ禍の中、生保レディが雇用の受け皿として機能していることはわかります。雇用統計の計算方法を知っている方はおわかりでしょうが、月末に発表される失業率などの統計と現実の雇用状況はまるで違います。

生保レディとして家計を支えたいという気持ちは理解できます。ただ正直、対面の金融リテール営業は若い世代にとっては時代に合わないのではないでしょうか。若い世代と言っても私もアラフィフです。

ソニー生命のようにWEBを活用したコンサル営業を展開している会社もあります。新聞を購読している方はご存知でしょうが高齢者をターゲットにしたダイレクト型保険の広告だらけです。

今後、生命保険業界はプルデンシャル生命のような顧客の紹介で次の顧客を見つけるケース、ソニー生命のようなWEBでのコンサルを活用した新形態、新聞やテレビCM、WEB広告などの媒体を使用したダイレクト型に分かれると思います。

既存の大手生命保険会社の生保レディを動員した営業方法は時代に合わず中途半端です。

アンケートのお願いに来た新人生保レディには申し訳ないと思いつつ、あえて心を鬼にして断りました。

ちなみに私は生命保険には加入しておりません。代わりに加入しているのは県民共済です。

小さなお子さんがいらっしゃる家庭では掛け捨ての定期保険や逓減型の保険を利用する価値はあると思いますが、基本的に医療保険、がん保険も含めて入り過ぎの家庭も多いのではないでしょうか。

私は損害保険(火災保険、任意自動車保険、個人賠償責任保険)などは重要だと思っていますが、生命保険に関しては厳しい見方をしています。

大手生命保険会社の生保レディの大量採用、大量離職の繰り返しを今後も続けるのなら少しやり方を変えることも必要だと感じます。

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