LIFE SHIFT2【アンドリュー・スコット/リンダ・グラットン著】 [書評]
日本でも好評だった前作「LIFE SHIFT」の続編、実践編です。
日本を含む世界各国の架空の登場人物を通して、前作「LIFE SHIFT」の内容を具体的にどう実現すれば良いかが書かれています。
最後に企業、教育機関、政府の課題が書かれています。
要は、「新卒採用で企業に務めて定年で退職するという従来型のモデルでは今後の人生100年時代に対応できない」ので対策を取りましょうといった内容です。
具体的には各国で寿命が伸び、今、各国で定められている定年年齢が意味を持たなくなるので将来を予想して常に自己研鑽に励む必要性を説いています。
まずは自分自身が将来どう生きたいかをイメージして絶えず自己研鑽、自己啓発を続けていくことが必要だということ、またそれを支援する企業、教育機関、政府の課題がまとめられています。
本書の研究データではテクノロジーの発達や高齢者が労働市場に留まることで雇用が減るのではないかという迷信は逆で実際には過去のケースでは全体の雇用は増加しているようです。
既に年金生活に入っている方、もしくはあと数年で定年を迎えられる方はともかく、現役世代は常に自己研鑽を続けていかないと食えなくなるという厳しい社会の到来です。
「FIRE」という言葉が今年は流行しましたが、RE(リタイア・アーリー)に関しては個人的には否定的です。
FI(ファイナンシャル・インデペンデンス)を仮に達成できてもボランティアやスモールビジネスを行うことがボケ防止にもなるし長生きの秘訣だと感じます。
Windows95が発売されてまだ30年経っていません。当時はPHSやポケベルが中心で携帯電話はあったもののスマホはありませんでした。
時代の変化が激しい近年だからこそ、あふれる情報の中から必要なものを選んで時代に追いついていく覚悟が求められます。
日本を含む世界各国の架空の登場人物を通して、前作「LIFE SHIFT」の内容を具体的にどう実現すれば良いかが書かれています。
最後に企業、教育機関、政府の課題が書かれています。
要は、「新卒採用で企業に務めて定年で退職するという従来型のモデルでは今後の人生100年時代に対応できない」ので対策を取りましょうといった内容です。
具体的には各国で寿命が伸び、今、各国で定められている定年年齢が意味を持たなくなるので将来を予想して常に自己研鑽に励む必要性を説いています。
まずは自分自身が将来どう生きたいかをイメージして絶えず自己研鑽、自己啓発を続けていくことが必要だということ、またそれを支援する企業、教育機関、政府の課題がまとめられています。
本書の研究データではテクノロジーの発達や高齢者が労働市場に留まることで雇用が減るのではないかという迷信は逆で実際には過去のケースでは全体の雇用は増加しているようです。
既に年金生活に入っている方、もしくはあと数年で定年を迎えられる方はともかく、現役世代は常に自己研鑽を続けていかないと食えなくなるという厳しい社会の到来です。
「FIRE」という言葉が今年は流行しましたが、RE(リタイア・アーリー)に関しては個人的には否定的です。
FI(ファイナンシャル・インデペンデンス)を仮に達成できてもボランティアやスモールビジネスを行うことがボケ防止にもなるし長生きの秘訣だと感じます。
Windows95が発売されてまだ30年経っていません。当時はPHSやポケベルが中心で携帯電話はあったもののスマホはありませんでした。
時代の変化が激しい近年だからこそ、あふれる情報の中から必要なものを選んで時代に追いついていく覚悟が求められます。
2021-12-19 20:13
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