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コンテンツのターゲティングが進む [日常]

昨年末の紅白歌合戦はサイドディスプレイのNHKプラスでつけてメインディスプレイでネットサーフィンしてました。

紅白歌合戦の視聴率が低下して色々と言われています。ただ、NHKひとつ取ってもNHKプラスや画像の良いBSチャンネルなど視聴手段は多様化しているので、もう過去の数字と比較するのは難しいと感じます。

民放のテレビドラマも初回でさえ視聴率1桁という番組がほとんどになりました。一方でTVer経由での視聴が増加しているなど民放も世帯視聴率や個人視聴率を意識するのは時代遅れなのかもしれません。

テレビ局としてはより詳細な世代性別視聴データがあるはずで、例え個人視聴率が振るわなくてもターゲットとしている層(大抵は若年層)にコンテンツが刺されば大成功だと言えます。

もっとも老人用おむつや線香のCMが流れる日曜夕方の長寿番組もありますが、あれはあれでターゲティングされているのでしょう。もっとも今、改革しないとあの番組も数年保たないと思いますが。

1日24時間は人間皆平等ですが、世の中のコンテンツは爆発的に急増しています。コンテンツ提供側としては採算の取れる数字や視聴者数で構わないから、いかにターゲティングをするかが重要なのでしょう。

先程、DAZNが再値上げを発表しました。私は、昨年の11月に回線契約変更に伴いDAZN for Docomoを解約したので今月、DAZNの年間プランにちょうど加入したところでした。

今後も仮にDAZNが値上げをするとなると契約継続をためらう方も出てくるでしょう。しかし、DAZN側としては契約数が仮に減少しても採算の取れるコアな層が観てくれるのなら問題ないと判断したのでしょう。

コンテンツは映像作品だけにとどまらずラジオなどの音声、紙やネットによる文章など幅広くそれぞれが個人の時間の奪い合いをしています。

若者のタイムパフォーマンス(タイパ)重視の生き方に異議を唱える声も多いですが、今後もコンテンツが増加する中、その流れは変わることはないと思います。

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