老いる家 崩れる街(野澤千恵著) [書評]
都市部では湾岸などの規制緩和で高層マンションが次々と建設されています。
一方、郊外でも市街化調整区域の規制緩和等で新たな住宅地が生まれたり、かつて農地だったところに相続対策のアパートが次々と建設されています。
新しい街並みができるということは道路や上下水道などのインフラを新たに作る必要があります。そのコストもバカになりません。
地方では住宅建設の規制緩和合戦が行われて住民の奪い合いが起きているようです。インフラ維持などのコストも膨らんでいるようです。まるで蜂の巣のように住宅地が点々としている自治体もあるようです。
今後、少子高齢化で空き家が一層、広がると同時に新たな住宅、マンションの建設は止まることなく続いて行きます。
規制緩和で建設可能になった土地に次々と建設物を建てるという焼き畑農業式考えではいつかはインフラ整備・維持にかける予算が尽きると思います。
一部、地域によってはコンパクトシティ化を目指していますが、なかなか高齢者を中心に引っ越しをためらう住人が多くて上手くいっていないようです。
空き家が増えて問題になる一方で、人口増で小学校の建設が追いつかない地域があるなど街の新陳代謝が激しくなっています。
結局は空き家の問題や古くなった上下水道・道路などのインフラの維持コストが膨らむのは目に見えています。
建設業界にとっては「作り続ける」ことが経営上、必要だと思いますが、既存の街並みを維持したリフォーム事業や海外並みの中古住宅の流通増が起こって欲しいと感じました。
一方、郊外でも市街化調整区域の規制緩和等で新たな住宅地が生まれたり、かつて農地だったところに相続対策のアパートが次々と建設されています。
新しい街並みができるということは道路や上下水道などのインフラを新たに作る必要があります。そのコストもバカになりません。
地方では住宅建設の規制緩和合戦が行われて住民の奪い合いが起きているようです。インフラ維持などのコストも膨らんでいるようです。まるで蜂の巣のように住宅地が点々としている自治体もあるようです。
今後、少子高齢化で空き家が一層、広がると同時に新たな住宅、マンションの建設は止まることなく続いて行きます。
規制緩和で建設可能になった土地に次々と建設物を建てるという焼き畑農業式考えではいつかはインフラ整備・維持にかける予算が尽きると思います。
一部、地域によってはコンパクトシティ化を目指していますが、なかなか高齢者を中心に引っ越しをためらう住人が多くて上手くいっていないようです。
空き家が増えて問題になる一方で、人口増で小学校の建設が追いつかない地域があるなど街の新陳代謝が激しくなっています。
結局は空き家の問題や古くなった上下水道・道路などのインフラの維持コストが膨らむのは目に見えています。
建設業界にとっては「作り続ける」ことが経営上、必要だと思いますが、既存の街並みを維持したリフォーム事業や海外並みの中古住宅の流通増が起こって欲しいと感じました。
2017-02-21 17:59
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