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EV(電気自動車)と自動車整備士の将来 [日常]

世界各国でガソリン車の販売を将来的に禁止する案が発表されています。

日本でも2030年前半、または半ばに禁止にするとの報道も流れています。

2年前、私が車検を頼んでいた自動車整備工場が廃業をしました。年老いた大将一人で切り盛りしていた工場で跡取りもおらず平成から令和に代わるのを機会に廃業を決めたのでしょう。

そのため、親戚の紹介で大手中古自動車販売チェーン店で車検をするようになりました。この前、その会社から車検サービスの強化を知らせるパンフレットが届きました。中古自動車販売だけでなく車検も収益の柱にしたいとの思いが伝わりました。

担当してくれる自動車整備士の方は50代ぐらいの方だと思います。2030年が来る頃には第一線から退いているかもしれません。

今後、EVが広まると車のメンテナンスの仕方も変わっていくかもしれません。現役の整備士の方はEVのメンテ方法を学ぶことで定年関係なく働き続けることができる可能性があります。

一方で新たにEVの仕組みを熟知した自動車整備士を養成していかないと、いくらEVを普及させようと国やメーカーが頑張ってもメンテンスで消費者が苦労する羽目になりかねないと思います。

少子化が進む中、EVのメンテンスが行える自動車整備士の育成をどうするのか?ベテランをリカレント教育して対応するのか、若手を育てるのか色々と手はあるでしょう。

EVはガソリン車に比べて部品が減るので逆にメンテが楽になるのか、それともPCを駆使してITの知識がある程度ないとメンテができなくなるのかは私は自動車専門家ではないのでわかりません。

ただ、2030年なんてあっという間に来ます。今の内からガソリン車だけでなくEV(電気自動車)にも対応可能な人材(自動車整備士)を育成しないと車検も思うように進まない恐れがあります。

私は禁止されるまでガソリン車を乗り続けます。メンテナンスをできる整備士が多いからです。

EVを普及させる方針もわかりますが、メンテナンスで消費者が振り回されないような体制作りも国やメーカーにはお願いしたいです。

もっともEVが普及する頃にはMaaS (モビリティ・アズ・ア・サービス)が広まっていると思いますが、田舎での一人一台自動車保有という文化はそう変わらないと思っております。

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