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高齢者へのスマホ講習は大きなお世話 [日常]

総務省の構想によると2025年度までに毎年、5000ヶ所でスマホやマイナンバーカードの利用方法講習会を開催して5年間でのべ1000万人の参加を見込んでいるとのこと。

高齢者と言っても2極化しています。今回のワクチン予約も自分でPCやスマホを使って予約をした高齢者もいれば「電話がつながらない」と役所まで詰めかける高齢者もいます。

結論を申し上げると期待するほどの成果は得られないと思います。それより先にデジタル庁をいち早く起動に乗せ安定したシステムを提供するのが先だと思います。

政府のITシステムは評判が悪いですが、私は前回の国勢調査は非常によくできたUI(ユーザーインターフェイス)だったと思っており、政府もやればできるじゃんと思ったものです。

高齢者にスマホ講習を無料でしたところで詐欺に遭って有り金を失う高齢者を生み出すだけでしょう。高齢者に最近の巧妙なスパムメールを識別できるとは思えません。

そのうち高齢者間でラインの既読スルーをめぐるケンカが起こったり、電車などの公共空間でセクシー動画をどうどうと観る高齢者が出てくるでしょう。

ちなみに私は高齢者ではありませんがスマホは持っていません。ガラケーで常に留守電。用があれば留守電に入れるはずですから確認して折り返しています。通常は携帯電話に出ませんし携帯でメールも打ちません。

人それぞれITに関するポリシーは違うので、何で高齢者を犯罪に巻き込むような機会を作るのか、よくわかりません。

先述のように使い勝手の良いシステムを構築すること、デジタル庁を機能させることに集中したのが良いと感じます。

もっとも高齢者への講習会自体には反対はしません。やれること、できることはやるべきです。まあどうせ講師はパソナからの派遣みたいな形になるのでしょうが。

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