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年金運用報道と日本社会の妬み [FP]

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2020年度運用実績が過去最高の37兆7986億円の黒字になったと発表しました。

そこで昨日の主要ニュース番組でどう取り上げたのか今、確認しました。NHKは19時、21時のニュースともに取り扱いなし。21時のニュースは代わりに上野の双子のパンダのニュースを流していました。

これって別にNHKが悪いんじゃなくて視聴者の求めるコンテンツを提供しているだけだと思います。

ちなみにワールドビジネスサテライト(WBS)は詳しい報道をしていました。

年金運用で四半期ごとの決算で一度でも赤字が出ると一斉に叩きの報道をする日本のメディア。今回は年間通しての運用成績がGPIFから出たのに無視する主要メディア。

要は株高で運用成績が上がったと報道すると株式投資と無縁の人の心情を悪くするというNHKなりの配慮なのだと思います。日本ならではの妬みの精神ここにあり。

ちなみにGPIFのようなポートフォリオを組んでインデックス投資していた個人投資家はそれなりの運用成績を残していますが、個別株を売ったり買ったりしてる方は2020年度でも儲かっていないと思います。

株式投資をしている方すべてが儲けた2020年度ではないのですが、投資をしていない人から見ると投資をしている人はけしからんという精神が未だ残る日本であり、メディアもその精神を忖度して番組作りをしているようです。

投資をしているからって羽振りが良いわけではなく私のように質素というかケチに生きている人も多いということをわかっていない方も多い気がします。

投資をしている人が皆、儲かっている訳ではないですよ。

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