地デジのタイムラグ

地上デジタルテレビを見て、あることに気がつきました。それは、放送がアナログ放送より約2秒遅れていることです。地デジ化すると進歩したように感じられますが、放送速度ではアナログに負けています。当然、地震警報も地デジはアナログ放送より2秒遅れます。

ここで1つ疑問が。ニュース番組などでよく時計が表示され時報を流すのですが、地デジでも同じ画面を使っているのでしょうか？例えばフジテレビのめざましテレビの朝7時に時計の表示が出て7時のカウントダウンをしているのですが、もし画面の時計がアナログ放送、デジタル放送で同じならばテレビ局は嘘の情報を流していることになります。デジタルは2秒遅れて放送しているのだから。

後日、確かめてみようと思います。

話は代わりますが、地デジの完全移行、失敗すると思います。たぶん、2011年夏から延期されることでしょう。新規にUHFアンテナをつけなくてはならない世帯はかなり多く、その多くが直前に工事をするだろうと思います。当然、電気屋さんのマンパワーが追いつきません。（自力でアンテナ設置できるのは少数でしょう。）直前になってテレビが見られなくなる世帯が急増し結局、移行は延期になるだろうと思います。直前になればなるほどテレビやチューナーも安くなるだろうと皆、考えています。総務省の狙い通りにうまく行くか疑問です。アメリカでは完全移行に対して大きな問題は起きなかったようですが、日本は事情が違います。海外事例を参考にすると痛い目に会うと思います。