大納会大発会延長

証券取引所のその年最後の取引日である大納会と翌年の初めての取引日である大発会は、今まで午前中のみの取引となっていましたが、今年から通常日と同様に3時まで取引を行うようです。夜間取引の発達などで取引時間が延長される傾向を意識した改革だと思います。デイトレーダーを抱えるネット専業証券やディーリングで稼いでいる証券会社は例年にない収入が見込めるかもしれません。

さて、毎年、大納会に東京証券取引所で有名人による打鐘が行われますが、今年はプロゴルファーの石川遼さんに決まったそうです。石川選手は英語も得意であり、グローバルな印象のある取引所のイメージにぴったりだと思います。

大納会は通常12月30日に行われますが、この日は既に公務員や一部民間企業の仕事納め後になります。銀行、証券などはメーカーなどと違って8月のお盆休みもありません。金融業界の新入社員はこの点で他の業界が羨ましく感じるかもしれませんね。