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eMAXISの純総資産2兆円突破 [FP]

三菱UFJ国際投信のノーロード投信ブランドであるeMAXISシリーズの純総資産が10月8日で2兆円を突破したとのリリースが出ています。

つみたてNISAや個人型確定拠出年金(iDeCo)を新規に始める方や商品変更を考えた方はeMAXIS Slimシリーズに最終的にたどり着くのではないでしょうか。

iDeCoの運営管理機関選びにおいても、まずは自分の希望する分野のeMAXIS Slimの商品を扱っているかどうかを基準にネット証券を中心に選ぶ流れが主流でしょう。

eMAXISシリーズは「受益者還元型信託報酬率」という制度を導入しており、資産が積み上げるほど信託報酬を引き下げるという点でも投資家にとって嬉しいです。

ネット証券業界ではSBI証券と楽天証券の2強対決にいつの間にかになっていましたが、運用会社も数社に資産が集中してきているように見えます。

若い投資家にとってインデックスファンドであればノーロードで低信託報酬は今や当たり前です。

アクティブファンドとはいえ20年ほど前に野村グループが大宣伝して発売した「ノムラ日本株戦略ファンド」は、信託報酬が2%を超えていました。そういう時代もありました。

三菱UFJ国際投信といえば合併前はかつて一世を風靡した「グルーバル・ソブリン・オープン」(通称:グロソブ)を開発した会社でもあります。毎月分配型に火をつけた商品だと思います。

その後、タコ足分配が問題になり販売手数料有り、高信託報酬、毎月分配型の商品は勢いが落ちて行きました。

三菱UFJ国際投信という会社1社を見てもグロソブからeMAXISシリーズへと主流が変わってきています。

正直、この流れ(つみたてNISAやiDeCo)はほとんどの運用会社にとっては儲けにならないかもしれません。ただし、このまま順調に資産残高が積み上がっていけば安定収入につながるはずです。

岸田政権は「投資はお金持ちのやるもの」という誤った認識をもっていそうですが、若い世代の積立投資が順調に育っていけば運用会社も報われるでしょう。

ただ報われるのは一部の運用会社だけで多くの運用会社は厳しい状況に追い込まれるのはまるで証券業界を見ているようです。

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