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元国税専門官がこっそり教えるあなたの隣の億万長者【小林義崇著】 [書評]

主に相続税を担当していた元国税専門官によるマネー本です。相続税担当の国税専門官としてどのような方が資産家になっていたのかを実例も踏まえて振り返って行きます。

結局、共通して言えることは資産家は質素に生活しているということに付きます。

本書の中に、普段、軽自動車に乗っている開業医という方や資産が億単位あるのに傷だらけの軽自動車に乗っている方が出てきます。

昨年、ミュージシャンの山下達郎氏が「長年BMWの愛用者だったが、最近は娘さんの軽自動車に乗っている。」といった趣旨の発言をラジオでしていました。

普段乗っている車が何であるのかで、その人の属性(どれだけお金に余裕のある方なのか)はわからないものです。

FPとして本書に補足しますが、郊外で比較的、お金に余裕のある高齢者が保有しているアイテムがあります。

都会で生まれ育った方にはピンと来ないかもしれません。何だかお解りですか?

答えは軽トラ(軽トラック)です。

郊外には、4ドアのセダンを保有しているものの、普段の生活の足はスズキやダイハツ等の軽トラという高齢者が少なくありません。

なぜ郊外の比較的、お金に余裕のある高齢者が普段、軽トラに乗っているかの理由は以下と考えられます。

・お金が貯まる方は質素な生活習慣や精神を持っています。軽トラは普通車と比較して優遇されている軽自動車税の中でも更に税金が優遇されています。質素な生活を好む高齢者には嬉しい制度です。

・軽トラを保有しているということは「定年のない仕事」をしている可能性が高いというのが一番の要因だと言えます。

定年がない自営業者、または法人勤務でも在職老齢年金による年金減額がない範囲で収入を得ている高齢者は、年金受給に加えて本業による収入が追加されます。そのため歳をとるほどお金が貯まっていきます。

もちろん郊外で軽トラに乗っている高齢者が皆さん、お金に余裕のある方とは言い切れません。ただ、普段、軽トラに乗っているお爺さんの中には資産家の方が混じっていることは郊外ではよくあることです。

話は飛びますが、近年、米国で軽トラの人気が上昇しているとのことです。

ライターの方でネタに困っている方は、「kei truck usa」などでYOUTUBE検索するとネタが見つかるかもしれません。


元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者――富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣

元国税専門官がこっそり教える あなたの隣の億万長者――富裕層に学んだ一生お金に困らない29の習慣

  • 作者: 小林 義崇
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2023/02/08
  • メディア: Kindle版



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