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岸田総理、マイナカードで迷走 [日常]

保険証搭載のマイナカードを保有しない人向けに別の制度を作ると総理が発言。

そうなるとマイナカードを作る必要はないと判断されてこれ以上、普及しないでしょうね。迷走してますね。

根本にあるのは「弱者保護」という概念だと思います。確かに弱者を切り捨てるのはいただけないが、日本にその余裕が今後もあると思っているのでしょうか。残念ながら国民全員の効用を上昇させるような政策はあり得ません。

マイナカードの普及率の高い自治体では公務員が住民先に出向いて手続き代行をしているようです。これなら寝たきりで手続きできない方のマイナカード取得が可能になる良い判断だと思います。

岸田総理が検討、いや決断すべきなのは保険証機能搭載のマイナカード以外の方法を作ることではなく、前述の先進的な自治体の取り組みを全国展開することではないでしょうか。

話はずれますが自分のマイナカードを見たら更新期限が2023年5月になっていました。ちょっと先走って早く作りすぎたのかもしれません。

ただでさえ新規カード取得者で役所は混んでいるのに、これから更新する人が加わると役所はパンクします。

ただでさえ役所は忙しいのに一部、自治体のように出張代行手続きなんて人が足りなくて無理だと役所は反論するでしょう。

確かに窓口担当と担当部署は忙しいでしょうが、別フロアにいるそれほど忙しくない別部署の人材を活用すれば済むこと。役所はそんな柔軟な組織対応できませんってのは言い訳だと思います。

自宅で寝たきりの人、病院、施設に入っている人は役所が出張してマイナカードの手続き代行を行う。役所に足を運べるのに期限までにマイナカードを作らなかった方は病院で保険非対応にして全額支払い、後日払い戻しで良いのでは。

「弱者を守る、誰一人取り残さない」っていう政治スタンスはステキだと思います。ただ、皆から好かれたい、一部の国民からも嫌われたくないって考えの政治家は適性がないので引退されたのがよろしいのではないでしょうか。

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