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英国スナク政権、今月にも増税案提示へ [日常]

チャールズ国王の2倍の資産を持つ英国スナク首相に対してやっかみの声もあるようですが、そもそも英国は日本とは比較にならない程の階級社会なので個人的には驚きません。

さて、そのスナク首相、増税する旨の発言をしました。推測では11月17日にも増税案が公表されるとのことです。

藤巻健史氏か出口治明氏のどちらかの書籍かは忘れてしまいましたが、英国で仕事をされていた時にアシステントの低所得の英国人がしっかり税金を払っていたのを見て驚いたそうです。

日本なら非課税になるような収入の人までも、当時はしっかり税金を収めていたのが英国です。

一方、日本ではここ数日、岸田政権が社会保障負担の引き上げを次々と打ち出す中、政権への批判が止まりません。

個人的にはここ最近の岸田総理の社会保障負担引き上げ方針には反対ではありません。低支持率の中、よくやっていると思います。社会保障負担の道筋をつけて広島サミット後に解散する決心でもついたのでしょうか。

社会保障負担を高齢者にも担ってもらわないと今後の医療介護の維持は難しいです。年金を削り、医療介護の質を落とすことのできない日本の国民性では負担を増やすしか選択肢がありません。

もっとも負担増を国民に提示するならマイナカードを利用して仕組みの合理化を同時に図るべきです。そんな中、マイナカード反対、負担増反対と何でも反対する人がTwitter上に少なからず存在しています。

仮に岸田政権が倒れて次の総理が誕生しても、当面あり得ませんが仮に政権交代が起きようが、要は誰が総理大臣になってもやるべき方向性に変わりはありません。社会保障負担の増加です。

話は変わりますが、ゼロゼロ融資の新しい借り換え制度や徳政令までもが検討されているようです。穴埋めはもちろん税金です。

コロナ禍で融資や協力金などが配られた後始末は、将来の増税になると日本国民は理解しています。物価高もありますが、そうした将来不安が解消されない以上、GDPの6割を占める個人消費は伸びないと思います。

岸田総理には腹をくくって歳出削減と増税のパッケージを示してほしいです。内容が理にかなっているのなら日本国民は納得してくれるでしょう。

曖昧なままにしていて不安だけが独り歩きしている現状が一番、不味いと感じます。

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