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飼い犬が息を引き取る [日常]

長年、飼っていた柴犬が死にました。あと3ヶ月で17才でした。

既に目は白くなり見えておらず、最後は耳も遠くなっていました。最後は立てなくなった自分への不甲斐なさへなのかワンワンと吠え続けました。

1日中、鳴いている日が数日、続き、近所迷惑になっていないか心配していた矢先、4日の立春、明け方に旅立ちました。

死の直前は全身けいれんを起こし大きく呼吸をして息を引き取りました。

最近はペット産業が急速に拡大しています。ペット保険も広がりを強めており、ペット用品もペットフードも以前に比べれば充実しています。うちも犬用おむつにはお世話になりました。

私は今後、ペットを飼う予定はありません。老後にペットを飼い始める方も増えているようですが、仮に飼い主に何かが起こった際に残されたペットがどうなるのかは考えたのが良いと思います。

よく女性芸能人のペット連れの写真を見るたびに「最後まで面倒見れるのかよ」と冷めた目で見てしまう自分がいます。「かわいいから」という理由で衝動的に飼うのはよろしくないと思います。当然、面倒見られるのなら別ですが。

一方で保護ペット活動をしている芸能人の方には頭が下がります。

都会はペットホテルなどもありペットを預けて旅行も行けるでしょうが、正直、ペットがいることで生活に制限がかかってしまうのが現実です。

仮に災害が起こり避難所に入ろうにも、ペット連れの対応は各自治体でまだ試行錯誤している状況です。

新型コロナウイルスが感染爆発を起こした際にイアン・ブレマー氏は「犬を飼うことが良い」と言っていましたが、最後まで面倒を見られる覚悟がないのなら止めといたのが良いです。

立春に旅立ったうちの柴犬ですが、新しい季節の訪れとともに私も変わっていきたいと感じました。

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