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iDeCoは新NISAを見習い掛金上限アップを願いたい [FP]

米国の銀行破綻からクレディスイスの信用不安まで連鎖して株価が下げています。

インデックス投資をしている方は最低でも基本書は読んでいるはずですので、ここはどっしり構えて減っていく含み益は忘れることです。

ここ数日で積立していた投信を解約してしまったという方は基本がわかってないので基本書をもう一度、読み直すか、そもそも投資をしないのが良いのかもしれません。

さて確定申告が終わり申告書を見ていたところiDeCo(個人型確定拠出年金)の欄が気になりました。正確には小規模企業共済等掛金控除です。

自営業者は上限拠出額が月68000円、法人で勤務されている方はケースによって上限拠出額が変わりますが、最高でもiDeCoに関しては月23000円です。

2024年(令和6年)12月から公務員等の掛金上限が月20000円に引き上げられることは決まっていますが、月20000円ではまだ呼び水にはなりませんよ。

2024年から新NISA制度が始まり年間360万円(120万円+240万円)の積立投資が可能となります。お金に随分、余裕のある方なら5年で上限の1800万円の枠を埋めてしまうはずです。

新NISAがこれだけ頑張っているのに、それに比較するとiDeCoの上限は物足りないです。

自営業者は小規模企業共済という道もまだありますが、正直、iDeCoのほうが使い勝手が良いです。

ここは厚労省さん、金融庁さんに対抗してiDeCoの掛金上限の引き上げを検討していただけないでしょうか。

もっとも「3つの控除」がiDeCoにあるため、税収減を嫌う財務省がGOサインを出さない可能性もあります。

金融庁に新NISAができて厚労省は悔しくないのでしょうか。岸田政権も新NISAで満足せずにiDeCoも改革していただきたいです。

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