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卵セールとスタグフレーション [FP]

米国で消費者物価の値が予想を超えてインフレ懸念が再発。株価は調整に入りましたが週末にかけて少し反発して終わりました。

最近、アフターコロナ後の日本経済予測で、どうも日本でスタグフレーションが来るのではないかという意見が所々、散見されるようになりました。

スタグフレーションとは簡単に言えば、物価が上がる一方で賃金が下がり雇用も減る状態のことです。

物価が上がると同時に賃金も上昇していけば問題ないのでしょうが、スタグフレーションの状態になると国民は一番きつい。

戦後の日本でもオイルショックの頃にスタグフレーションを経験したことがあるようです。その頃を覚えている方は今の日本ではかなりの少数派でしょう。

将来、ワクチンが世界中に行き渡り経済が正常化するに伴い、米国がテーパリングを開始するはずです。金融緩和の修正です。

コロナ禍でも株高が続いていたのは各国の金融緩和が要因なのは皆さんもご存知だと思います。

いずれ皆さんの保有する積立している投資信託(NISA、つみたてNISA、iDeCo)の含み益が消え、逆に含み損になる時が来るかもしれません。

その時に慌てふためいて積立投資を止めないで、淡々と継続する意志の強さが求められます。

さて、日常生活では米国での住宅ブームなどで日本でも建築用の木材の供給が追いつかないなど様々な商品で価格が上がっているようです。

私が注目しているのが物価の優等生と言われている卵です。最寄りの食品スーパーは未だセールで10個入り1パック卵98円の特売を時々、行っていますが店によっては卵の特売がなくなりつつあるようです。

私の利用している食品スーパーで卵98円の特売が廃止されたら、いよいよ日本もスタグフレーションへ向けて舵を切ったなと判断することにします。

もっとも最近の卵価格上昇は鳥インフルエンザ等が原因で夏には価格は落ち着くとの見方もあります。

既に日本はスタグフレーションの状態にあると主張する方もいて、私も一時期はそう思っていましたが、本当のスタグフレーションは金融緩和の修正が行われるアフターコロナの世界で起きそうです。

経済がどうなろうとも稼げるように自己研鑽に励む必要性が一層、増しそうです。

さて、今日はJリーグの試合は16時、プロ野球巨人戦(対阪神2000戦記念試合)は18時前とのことなので録画したドラマの「大豆田とわ子」でも観て時間を過ごそうと思います。

季節の変わり目で気を抜くと風邪を引きやすい時期です。皆さん健康に気をつけて良い週末をお過ごしください。

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