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中国恒大グループの影響を軽視していないか [FP]

たまにサッカーを観る私でも広州恒大のチーム名は聞いたことがあります。不動産業を中心に幅広く商売を行っている恒大グループの債務不履行が間近とのニュースは流れていますが、何だか対岸の火事のような見方が現時点の日本では主流のような気がします。

今回、中国政府は恒大グループを救済せずに破綻させるだろうという見方が強いようです。見方を変えれば破綻させても大きな混乱は起きずに影響を吸収できるという計算なのでしょう。

確かに中国の不動産市場には激震が走りますが、これがきっかけで、かつてのリーマンショックのような世界的な不況が中国発で起こるというのは考えすぎのようです。

ただし、中国の不動産市場に悪影響が出るのはわかるとして、その結果としてどこまで他の影響が出るのかは不透明です。他の中国不動産企業の連鎖破綻、中小金融機関の破綻など大丈夫なんでしょうか。

私は昨年、米国で新型コロナ患者が出ていないとのニュースを見てオカシイとブログに書きましたが、その後も株価は上昇していました。しかし1週間後に米国でコロナ陽性者が確認されたとの報道で株価が世界的に暴落。(その後は回復しています。)

現時点で恒大グループの破綻影響について中国国内で吸収できるだろうという見方が主流で、ある意味、市場は楽観的だと個人的には思っています。

いざ債務不履行後に色々と都合の悪い情報が出てきてその後、市場が急に悲観的にならないことを祈ります。

もっとも前述のように私も今回の件で中国発の世界不況が来るとは思ってません。そこは中国政府が上手く処理してくれて影響を軽減してくれるだろうと思っています。

ただなんだか日本国内でこの件に関するニュースが少なく若干、楽観視されている件が気になります。

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