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複数の異なるエビデンスとソースが情報化で流れるから社会が混乱する [日常]

テレビやTwitterなどには色々な専門家の方がいます。医者と言っても異なる意見を持つ方もいます。

なぜなのでしょうか?

原因は支持するエビデンス(証拠)とソース(情報源)にありそうです。

例えば東京大学の先生がAといっても京都大学の先生がBが正しいと言ったとします。それぞれ専門家と言われる方の発言だとします。

この両端のエビデンスとソースがそれぞれの意見を支持する方によってテレビ、SNSによって拡散されていくようなものです。

特にSNSによる拡散は強いと言えるでしょう。

それぞれのソースが研究データに基づいて導き出されたものですが、様々な研究データが出ます。今でも、複数の薬の効果が研究されて次々と報道されています。

SNSでは自分の信じる組織のエビデンス、ソースを信じる専門家や有識者同士が罵り合っています。

そこで私はSNSや電子掲示板などを見る頻度を減らしました。混乱するだけですから。

異なる情報を得た時は、私はどちらがより論理的な主張かで判断しています。

癌の治療法だけでも様々なエビデンスやソースが飛び交う中、今回の新型肺炎の一致した治療法が確立するまでには時間がかかるでしょう。

そもそもマスクやトイレットペーパーの買い占めが起こる理由として群集心理だけでなくエビデンスやソースを出す組織そのものの信頼がないこともあると思います。

米国ではCDCはかなり信頼されているようですが、スーパーチューズデーで多くの米国民が投票所に集まりました。2週間後に米国がどうなっているのか興味があります。(この一文も私が一方向の意見に影響されてしまっている証拠ですね。)

いくら金融政策や財政政策を打っても新型肺炎の不安の基が解決しないと効果は薄いはずです。

相場に関してはまた次回、書きたいと思います。

個人として手洗いうがい、マスクの徹底、できるだけ人混みを避けるといったことをして時に身を任せることにします。

宇多田ヒカルの曲にもありましたが、「Time will tell.」だと言えます。

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