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コンプライアンスとテレビドラマ作品 [日常]

先日、半沢直樹の続編が放送開始になりました。明日にはもう2話の放送です。1週間が経つのが早い。

さて、色々とツッコミどころ満載の半沢直樹ですが、別の業界のドラマ、例えば医療、法曹などでも作品内での設定でコンプライアンスを徹底してドラマ作りをすると作品が成り立たない時代が来ていると感じます。

半沢直樹は半沢歌舞伎と揶揄されていますが、幅広い層に視聴してもらうためによくできた演出だと思います。

テレビドラマはあくまでフィクションの世界。薬剤師さんがアンサングシンデレラのドラマ化にダメ出しをしているようにどの分野のドラマもその業界の人からすれば色々と言いたいこともあるのでしょう。

私は薬剤師の業界はよくわからないのでアンサングシンデレラの刈谷主任(桜井ユキ)の演技が主役の石原さとみを食ってしまっているように観えてしまいます。桜井ユキさん、「マチネの終わりに」のマネージャー役とは別人のような演技です。

仮に「私、失敗しないので」と発言する外科医が執刀医なら患者は逆に不安になるのが現実です。

なんだか今の社会、コンプライアンスでガチガチになり逆に仕事がし辛い面もあるような気がします。セクハラ、パワハラなどの基準も厳格化してきており雇用体系も正社員や派遣社員など幅広くなっているためアットホームな雰囲気の職場は減りどこもギスギスしていると思います。(誤解を招く書き方かもしれませんが現実社会でのコンプライアンスは当然、遵守すべきものです。)

テレビドラマはまさにエンターテイメントで肩の力を抜いて楽しむべきものだと改めて感じました。どの業界のテレビドラマでも辻褄が合わない内容があるのは当然でそういう細かいところにこだわるとせっかくの娯楽が台無しになります。

せっかく時間を費やして観る娯楽なのですから細かいところに余りこだわらずに楽しみたいです。

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