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そろそろコロナ対策に国民が飽きてきた頃 [日常]

今日は東京で新型コロナウイルス新規感染者が54人確認。

志村けんさんが亡くなった後からしばらくは日本中が新型コロナウイルスへの警戒心を持っていましたが、そろそろ国民も飽きてきたのではないでしょうか。こういう雰囲気になり気を抜いた時が一番、危険です。もっともずっと気を張りつめていろというのも無理な話ですが。

マスクや手洗いうがい、ソーシャルディスタンスを取るといった基本は続けるものの、以前のようなウイルスに対する恐怖心は薄らいで来ている気がします。感染者の多くが軽症や無症状という報道も関連しているのでしょう。

ここに来て有識者会議の形態が変わると報道され、西浦教授に至っては「8割おじさん」とイジられる始末。その西浦氏、このままだとまた1日100人以上の感染者が出ると発言し、楽観論者から煽りすぎと叩かれていましたが、このペースで行けば日本にとっては不幸にも西浦教授の計算が正しい結果に終わりまた以前のような感染者増が続きそうです。

東京では比較的、若い世代の感染が多いとされ、いわゆる夜の街から感染が広がりを見せているようです。東京以外では感染の抑え込みに頑張っているものの、いずれ地方に飛び火する日も近いと感じます。

県をまたぐ移動も許可され、盆には都市部から実家に帰る人も多いことでしょう。

派遣社員のドラマが放送されているようですが、更新は3ヶ月ごとが多いでしょうから今月6月末をもって契約終了となる方も多いと推測されます。収入面から実家に戻る方も出てくることでしょう。

他国では米国の感染状況がひどい状態になりつつあります。そりゃ人種差別抗議デモで密になっていれば感染者が増えるのは当然なこと。

日本人はそんな米国を始めとする外国を冷めた目で見て、日本人は民度が高いから他国ほどの感染爆発はしないだろうと考えています。

経済活動を重視する方からは8割おじさんこと西浦教授の責任を問う声も出てきています。しかし、国民が自粛に飽きてきた以上、感染が落ち着くのは先になりそうです。

西浦教授の1日100人感染復活論が当たらないように祈ります。ただ、世の中は皮肉にも批判を受けている方の予測が当たってしまうものです。

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コロナショック・サバイバル【冨山和彦著】 [書評]

WBSのコメンテーターでおなじみの経営共創基盤(IGPI)CEOの冨山和彦氏がコロナ問題後にスピーディーに書き上げた本書はまさにタイムリーな内容です。

地方(Local)からグローバル(Global)、最後に金融(Financial)へとL→G→Fの順番に今後、危機が迫ると主張されています。

対策は一言で言えば「資金繰り」。色々な補助金制度がでているのだから兎に角、利用して流動資金を確保すること。キャッシュフローが止まればそこで会社は終わりなのでとにかくキャッシュを維持すること。まさにCash Is King.を意識して会社を経営することを強調されています。

場合によっては不採算部門を切り捨てるような冷静かつ合理的な判断も必要だと思いますが、オーナー企業なら兎も角、サラリーマン社長がそういう決断を取れるのかは難しいと思います。

新型コロナウイルス前後で世の中の価値観は大きく変わることでしょう。駅チカの物件やタワーマンションは大きな値崩れは今後もしないでしょうが、テレワークを前提に地方に移る方も増えるはずです。

また、先日、病院に行ったのですが、いつものような混雑さはなくかなり空いていました。医療法人は給与引き下げやボーナスの減額、あるいはカットを迫られているようです。

コロナ問題の最前線で戦っている病院関係者の待遇が落ちているのは残念です。

今まで医療従事者と言えば安定した収入が得られる職業でした。しかし、新型コロナ騒動が長引けばそうした医療関係者は安定しているというイメージも壊れてしまうのではないでしょうか。

高齢者のサロンとなり余計な検査や処方で成り立っていた日本の医療が外国並みになるのかもしれません。

団塊世代が病院や介護の世話になるピークがこれから来るのに、一方で病院や介護施設はコロナの影響で減っていくという問題がこれから起きるのでしょうか。

ブルーインパルスや花火の打ち上げなどで医療関係者に感謝を伝えることは良いことだと思いますが、医療法人の経営が行き詰まらないように厚労省も何らかの新たな対策を練る必要があると感じます。

ちょうど週刊ダイヤモンドで医療特集があるようなので読んでみようと思います。

話が書評から飛んでしまいました。すみません。話は戻り、冨山和彦氏は本書の内容から踏み込んだ続編「コーポレート・トランスフォーメーション」も出版したようです。そちらも期待したいと思います。


コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画 (文春e-book)

コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画 (文春e-book)

  • 作者: 冨山 和彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/04/30
  • メディア: Kindle版



コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)

コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える (文春e-book)

  • 作者: 冨山 和彦
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/06/12
  • メディア: Kindle版



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麻生財務大臣の「国民の民度」発言について思うこと [日常]

人種のるつぼ米国で抗議活動が続いています。この傾向は米国だけでなく欧州の主要都市でもデモが起きているようです。

そのデモの映像や画像を見ましたが、ソーシャルディスタンスどころではなく、まさにコンサート会場並みの密です。

きっかけは人種差別ということになっていますが、新型コロナ騒動のロックダウンや失業などで溜まっていた鬱憤が爆発しているのでしょう。デモと言いつつ店舗の略奪が起きているくらいなので。

日本でも一部でデモが行われているようですが、密集することはあまりせず主にSNSを駆使して自分たちの主張を展開しているようです。他国に比べれば賢いと思います。

先程、スーパーに買物にいったらレジ待ちで25分かかりました。日曜日はポイントが数倍になる日なので客が殺到してしまいます。

これ日本人は大人しく25分レジ待ちして会計して帰りますが、外国ではそのままレジを通さずに持ち帰る人も出てくると思います。

先日、麻生財務大臣が他国に比べ日本の新型コロナ死者数の少なさの要因として「民度の違い」と発言して炎上してしまいましたが、表立って発言するのはマズイものの日本人なら結構、多くの方がそう感じているのかもしれません。

新型コロナが中国発ということで今後は海外でアジア系への偏見は強まると思います。日本から海外旅行に行く人も減るのではないでしょうか。行ったところで嫌な思いをして帰ってくることになると思います。

世界の主要国で展開されている人種差別を口実とした鬱憤バラしのデモを見るにつれ、このままでは新型コロナの感染者はなかなか減らないなと感じました。

来年に無理なら東京五輪は中止のようですが、正直、ギリギリの状態だと思います。

スーパーで25分レジ待ちをしながら日本人は民度が高いのか、それとも何も考えていない羊なのかどうなんだろうとふと思いました。

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特別定額給付金で家族が揉めないようにしよう [FP]

一人10万円支給の特別定額給付金はご存知の通り世帯主の口座に振り込まれます。

DV被害などを受けていて別口座で受け取りたい方等は各自治体のホームページに手続きの詳細が記載してあったと思います。

さて、この特別定額給付金ですが、この給付金をどう使うかによって色々と家族間でトラブルが起きかねません。

一番、フェアなのは世帯主から家族それぞれに10万円ずつ分けることです。(小さいお子さんの分に関してはそれぞれの家庭のルールによります。)

一方でローン返済などに全額回すといった理由などで世帯主が全額使用するなら本当にそう使用されているのか証拠を見せるべきです。

現在、世界的な金融緩和による流動性相場によって株式市場が活況を取り戻しています。

ほとんどのケースで世帯主は旦那さんだと思いますが、旦那が特別定額給付金を勝手に投資に回してしまう家庭も出てくると思います。

特に一攫千金を狙ってFXに手を出して特別定額給付金を全額、すってしまったなんてことになったら大変です。

新型コロナウイルスの蔓延に伴い色々な用語が生まれてきています。コロナ太り、コロナ離婚などが有名ですが最近では「給付金離婚」なる新語が出てきているようです。

正直10万円が理由で離婚にまで発展するとは個人的には思えませんが、特別定額給付金がきっかけとなって夫婦間でのお金の負担割合などがクローズアップされることは増えるでしょう。

負担割合を話し合った結果、今まで我慢していた何かが切れてしまうケースもあるのかもしれません。

夫婦で資産情報を共有しているケースもあれば夫婦それぞれの資産がいくらあるのかわからないというケースも多いと思います。

特別定額給付金については夫婦、家族でよく話し合って皆が納得する形で使用していただければと思います。

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